新年あけましておめでとうございます。

昨年は多くの、本当に多くのお客様やパートナーの方々に支えられ、そして何より社員皆の努力により苦しいながらも実り多き一年を過ごすことができました。ありがとうございました。本年も一年、何卒よろしくお願いいたします。我々のビジョン「システムで人々をしあわせにする」を少しずつでもカタチにしていけるよう、より一層の努力をして参りたいと思います。

さて、アットウェアは年末12月24日が創業の日であり、また12月が期首にあたりますから、第12期がスタートしたばかりです。第12期に向けての取り組みなどは年末のatWare Advent Calendar 2015の中で私をはじめ皆が触れてくれていますので、ここでは割愛をします。一ヶ月経過したものの、まだまだそれが成果に繋がる状況にもなく、むしろ十分に形式知化できていなくてやや混乱した状態。それらを皆で考え試行錯誤しつつも歩みを進めている実感が心地よくもあります。

この年末年始の休暇中は、これらの取り組みをいまいちど自分の中で整理をし、これからのことを考える良い時間となりました。頭が良くないので本を読むのも得意ではないのですが、積読だった本を引っ張りだして現状と照らしあわせたり、やろうとしていることを再確認するのに本屋さんで仕入れてきたり。また、昨年末には米国ザッポス社やパタゴニア社を視察させていただく機会を得て、自分の中で悶々としていたものや会社としてあるいは経営者として不足していることを確認することもできました。

私個人としては、今年一年はしっかりと内と未来に目を向け、12歳(人間でいえば小学校を卒業する歳)となるアットウェアが大人へと成長していける骨格を作りなおすことに集中したいと考えています。会社としては新たな事業へのチャレンジを幾つか計画していますし、今まで積み上げてきたことをさらに成熟させていかねばなりませんが、優秀な社員がたくさんいますので、きっと彼ら彼女らが成し遂げてくれるものと思います。皆を信じ、私には私にしかできないこと(それは事業の推進を任せっきりにするのではなく裏方として支援しつつ私にしかできない判断をすることとその先を考えること)に覚悟をもって取り組んでいきます。

「我(々)がやりたいことをやる」だけではなく、「我(々)にしかやれないことをやる」。これが今年のテーマです。