インタビュー Vol.1
オープンソース開発者が語る株式会社アットウェア ~エンジニアとして爆発的なことをやらないと面白くないですからね ! それができる環境がアットウェアにはある~
技術相談室 リードプログラマの山下さん。15年以上のITエンジニア経験を持つ。Javaをこよなく愛し、2年程までよりオープンソース活動を実施。Androidアプリや他のfacebookを参照するオープンソースにも活用される程の人気にまで成長。
北野:今日は、株式会社アットウェアの社員インタビューとして山下さんに来ていただきました。学生さんにアットウェアを紹介してほしいと思います。少し、自己紹介をお願いしますか?
山下:あ、どうも。アットウェア 技術相談室リードプログラマの山下と言います。新人の時に入った会社ではCOBOLなどのメインフレームを中心とした開発をしていたのですが、時代の先端に触れて面白いことをやっていくために転職を考え、その時にアットウェアと出会いました。当時からですが、今もJavaテクノロジーが大好きで、Java無しでは生きて行けないぐらいに今の自分の仕事の中心になっています。
北野:現在は具体的にどような仕事をしていますか?皆さんにわかるように紹介してください。
山下:今は、アドテク関連の広告選択エンジンの開発を行っています。例えばWebの画面に広告が出るページがあると思いますが、あの広告をどのような広告を出せば効果があるのか?とか、そういうことの中身の技術を作っています。このプロジェクトは社内で6名のチームを組んでお客様からの要求を元に開発を進めていますが、アドテクのアーキテクチャに非常に興味があるのと、自分たちが作ったものが実際にWeb上で誰かに見られているということが非常にやりがいがありますね。もちろんお客様からも喜んでもらっていることも重要です。また以前は、3年ぐらいお客様とアジャイル開発のプロジェクトをずっと行っていました。お客様のオフィスが都内にあるので、私たちは横浜で開発していたのでリモート(遠隔地)のチームになります。現在もそのチームは継続して開発していますが、このようなお客様と一緒にやっていくプロジェクト開発は楽しいですね!
北野:やりがいがあることは良いですね。他になにかこだわりとかはありますか?
山下:そうですね、あと、今は新しいプロジェクトの立ち上げも行っています。お客様に感謝されることを目標に取り組んでいます。それと、あとはプロフェッショナルとしてお客様の満足度および、綺麗なアーキテクチャを設計・実装できて、高品質なものが出来上がれるようにしていきたいです。それが自分の最高の喜びですね。
北野:すいません、ずばりな質問をさせてください。会社紹介のインタビューなので、、、なぜアットウェアを選んだんですか?
山下:私は、新卒で入った会社がすごく固めな開発会社で、エンジニアとしての自由度が少ない環境にいました。取り扱っている技術も本当に古かったです。そんな時、ふと気づいてエンジニアとしての自由度を求めてその会社を飛び出しました。自由度というのは、プロジェクトをやっていく上で多くの選択肢を自分で決める事ができることです。その時にアットウェアに出会い、自分のフィーリングに合うと思ったのです。
北野:フィーリングに合うというと?
山下:私は当初アットウェアにフリーエンジニアのような形でプロジェクトに参画しました。その時に見た社員の方々やアットウェアの役員の働き方や考え方などを知っていくうちに、エンジニアとしての理想がここで追求できると思ったんです。エンジニアリングを大切にしていて、問題があればそれを一人に押し付けず、みんなでカバーしようとする姿勢もある会社だと思うし、一人がこだわりを持って取り組んでいることがあればそれを後押ししてくれる会社だと思って。雰囲気もアットホームでいいですし。
北野:具体的に入社した後の山下さんの印象や思いとしてはどうですか?フィーリングと実際が異なるということもあると思いますが。
山下:私は、一人のプロフェッショナルなエンジニアとしてアットウェアを支え、言われることをやるだけではなく、自分が力を注ぎたいと決めた所には全力に注いでいきたいと思っています。自分で選択したソフトウェアやフレームワーク・手法などをお客様にオススメしてプロジェクトを進めていきたいですし、メンバーやお客様と創意工夫して生産性を上げたり本当に使ってもらって喜んでもらうものを作っていきたいです。固い会社だと、自分のやりたいようにやらせてもらえないこととか、お客様と一緒にやるというような場面に遭遇しないと思うんです。ですが、アットウェアではエンジニアリングに対して適切な権限を持たせてくれて、可能な限り自分たちのやりたいようにできるようにしている。当然そこには責任もついてきますが、それはプロフェッショナルとしては当然です。責任を持ちたくないというエンジニアも業界には沢山います。すぐに逃げてしまってるように見えます。でもチャレンジして、切り開く。すぐ逃げてしまう人は作業員でしかないと思うんですよ、エンジニアではなく。私は、エンジニアリングをまじめに突き詰めて行きたいです。そんな仲間がアットウェアにはいると思って入り、そして現にいます。自分も会社だけではなく人の為になにかしてあげたいという思いが強くなりました。自由にできる、そういう環境を作ってくれる役員やリーダー達もいる。そういう環境を用意してくれるから、エンジニアとして爆発的なことをやらないと面白くはないですからね。
北野:アットウェアだからこそできた事はありますか?
Facebook4J
山下:アットウェアの自由な環境だからこそ、私の夢が一つ実現できたことです。30代のうちに何かオープンソース活動に関わりたいと心に思っていました。それが形となったのがFacebook4Jです。オープンソースの開発する時間は、自分の時間を使ったりしましたが、周りの人の理解もあり、アットウェアアワード(半年に一度開催している社内コンテスト)で最優秀賞を頂いたり、宣伝するためのステッカーを作ってくれたり、私の活動をいろいろサポートしてくれました。プロジェクトでもお客様に理解してもらって実際に組み込んだりもしましたし。その甲斐もあって、自分のモチベーションも上がり、Facebook4Jのバージョンアップなどの活動も継続することができたことですかね。
北野:少しFacebook4Jについて簡単に説明をお願いします。
山下:Facebook4Jは、facebookのデータをJavaプログラミングからアクセスできるようにするライブラリです。Facebook4Jがあることによって、facebook関連のアプリケーション開発が格段に楽になります。世の中に公開されているAndroidアプリなどでfacebookへアクセスする時など、Facebook4Jをライブラリとして使っていることが多々あるんですよ。それと"Apache Camel"というプロジェクトの中にも組み込まれていたりします。
北野:次の山下さんの、「アットウェアでやってみたいこと」はなんですか?目標ですね。
山下:今のアットウェアには無いですが、名前の知れたサービスを作ることです。誰でも知っているサービス、または知ってる人は知ってるサービスですね。Facebook4Jはライブラリですから、サービスとは少し違いますが、かなりいい感じに出来ました。この経験を活かして、ある人には凄くささる便利なものを使って、事業としてアットウェアの柱にしていきたいですね。
北野:最後に、こういう人、こういう学生さんにアットウェアに就職してほしいというのはありますか?
山下:アットウェアには、やりたいことができる環境があります。これは宣伝でもなくて、本当に。疑う人もいるかもしれませんので、一度遊びに来たり、インターンもやってますので、コンタクトしてきてください。本当にプログラムが好きで好きでたまらない人。自分で作ったシステムが人に為になってるということに最高に喜びを感じる人。人を喜ばせたい人。僕はプログラマなので技術が好きな人。一緒に、開発しよう!
ありがとうございました。