10月27日に新宿で開催された JJUG CCC 2024 Fall にて、Lightning Talk をしてきました。

弊社の先輩から、 「昨晩からJJUG CCC の懇親会で LT 募集開始しているんだけど、やってみない?」 と声をかけられたのが10月16日。

10月27日まで、あと一週間ちょっとしかない! しかも 「LT した経験もぜひ Blog に書いてほしい」だって?! いつもありがとうございます。

せっかくのチャンスなので勢いで応募しました。 ゆるい LT の場で発表しただけなのですが、自分にとっては新鮮な経験で、 会場には200人くらい(?)いたので緊張しました。

という経験を踏まえ、感じたことなどを書きます。

「Multi-Project Build の魅力」というタイトルで発表を行いました。 LT した内容は以下のとおりです。

練習は大事(当たり前)

経験上、ちょっとした発表なら資料を作りながらイメージするだけで特段練習したりしていませんでした。 弊社の先輩から進められたこともありますが、ほぼ初めてきちんとした公の場で話しますし、発表時間も3分しかなかったので発表練習をたくさん行いました。

終わってみて、「いやぁー練習は大事。」と思いました。

まず練習しないとわからない改善点が多くありました。 実際、「3分ならこれくらいかな」と適当につくった資料で試してみたら8分弱かかるオーバーぶりでした。(それは練習しなくてもわかるやろ) 練習を繰り返すことで表現に改善の余地が見つかり、資料の改善・スクリプトの改善・試行を繰り返しました。

また、緊張などで自分のコンディションは一定ではないし、本番では想定外なことが起きると思います。 練習はそういったときにパフォーマンスを安定させてくれるものだと今回強く感じました。 発表中、頭の中は少しモヤがかかった様に回転が悪い感覚を覚えましたが、練習していたことで頭より先に口が動いてくれました。

Output は学習効果バツグン

こちらも頻繁に言われていることなので当然ですが、やはり Output を経て知識がより自分のものになりました。 今回の LT の前に内容のプログラムを色々試しましたし、正確な表現を Document で調べました。 結果、知識の足りない部分が補完され頭の中に前より定着しました。

自分の学習のためにも、学んだことを仲間に共有する機会を今まで以上につくるのが良さそうです。

実際に経験するということ

実際に経験することって貴重だよねというお話です。

「頭では分かっている」と「身にしみて知っている」の間では厚い壁があり、そこのブレイクスルーのために必要なのが "強い感情を伴う実際の経験" なんだと思いました。 ここに書いているようなことも当たり前だと理解していましたが、以前よりも意識的に感じられるようになっています。 その理解を活かす時も、今までより強いモチベーションで取り組むことができそうです。

今回の経験で、今後勉強会に参加してなにか発表するというハードルが何段階も下がるし、 より難しいことに挑戦できるでしょう。(しらんけど)

シンプルに JJUG CCC の内容が面白かった話

LT と直接関係ありませんが、シンプルに JJUG のメインセッションがすごく面白かったです。 自分の知識体系が広がり、知識人の発表の中でしか得られない養分を得ることができます。 以前より分かることが増えたことでより面白く感じました。

これからも積極的に外部の勉強会に参加しよう! そして頭の中がぐわっと広がるような勉強会を社内でも行いたいです。

話術は大事

学んだとは書きましたが、やはり難しかったです。 自身ではクオリティは低く、手放しで褒められる成果ではなかったと感じています。

対して JJUG のメインセッションで聞いた話は面白くて学びがありました。 そういうことができるエンジニアは "すごい"。

魅力的に伝わり、人に影響を与えられるような話はどんな場面でも有効だと思います。 対外な発表はもちろん、チームのマネジメントしかり、ちょっとした同僚との会話まで。 これは理路整然と説明することとは別ベクトルであり、しかし同程度以上のウェイトで重要、 メガライアー級の威力を持っている能力だと感じました。

面白く (interesting)、そして面白い (funny) 。 そんな技術者にワタシハナリタイ。