We are atWare blog! — 株式会社アットウェア
立命館コンピュータクラブでRustとVimをテーマに勉強会を開催しました

Share

立命館コンピュータクラブでRustとVimをテーマに勉強会を開催しました

IMG_9721.JPG

「立命館大学の学術系公認サークル「立命館コンピュータクラブ(RCC)」にて、今年の春に開催されたRCCOSSという勉強会が非常に好評をいただいたようでしたので、半年ぶりに勉強会を企画し、事前にいただいた興味あるテーマから2つほどピックアップし、弊社メンバーが2名お伺いしてそれぞれ40分枠で発表してきました。

開催前に

RCCには部室があり、勉強会前に部室に寄らせていただきました。 部室内には参加者20名ほどが10畳ほどの部屋でワイワイやっていて、熱気がすごい。

本棚は古い本から新しい本まで多種多様で、Vim棚もありました。

勉強会の様子

IMG_9771.JPG

Vimの方では Vimで会社や業務を支える技術 というタイトルで、考え方とTips的なものを混ぜて話しました。参加者に発表中にヒアリングしたところ

  • 3割〜5割程度の方はVimを利用したことがある
  • この機会に使い出して3日目という方もちらほら

こんな感じの比率でした。

IMG_9715.JPG

Rustは 使って分かったRustのいいところ というタイトルで、Rustで言語仕様の説明を中心に、実際に作った通知系サービスのコード例を交えて発表しました。発表の中で「一度C++で苦しんでおくと、Rustが神様のようにみえるかもしれない」というフレーズもあり、新しい言語との出会いはいつも面白さがありますね。

懇親会

IMG_9730.JPG

勉強会での感想や関連する話題、普段どんなことに興味があって研究やプロジェクトをしているのか、ハッカソンに参加した時のことなど、いろんな話しをして楽しい時間を過ごしました。

RCCの部員は60名ほどで、こういう活気があって各々が興味があるテーマに打ち込んで、切磋琢磨できる環境に身をおけるのはいいですね。過去に後輩が先輩から受けてきた影響のエピソードを聞いている最中に、別のテーブルでまさにエピソードに近い、そのような光景を目の当たりにしました。

最後に

今回も楽しんでもらえたということが一番の収穫です。

社外に出てこうやって発表する機会を増やしていきたいと思っていますので、私たちの所でもというリクエストがございましたら、お気軽にお問い合わせください!

Share

インターンシップ体験記・2017(豊田高専 近藤さん)

Share

インターンシップ体験記・2017(豊田高専 近藤さん)

1 はじめに

インターンシップでは集まった高専生、大学生で実際にサービスを作成する体験をしました。複数人で集まってチーム開発をするのは初めてではなかったのですが、仕様の話し合いの段階からやったことはなかったのでとても勉強になりました。開発方式はかんばん方式によるアジャイル開発、ペアプログラミングを行ないました。

2 チーム開発

初週の仕様の話し合いは自分の知識が足りず、あまり話し合いに参加できませんでしたが1週間実際に作業をすることで話し合いに必要な知識がついていき2週目以降の話し合いには積極的に参加することができました。 かんばん方式では実装にかかるタスクを切りだし、それぞれにかかる時間を設定しました。それを付箋に書きTodo(やること),Doing(やっていること),Done(おわったこと)の3つに分けたホワイトボードに貼ることで残っている作業、だれが今何の作業をやっているか、どの作業が終わっているかがすぐわかり、プロジェクトの進捗が一目でわかり、とても便利なプロジェクト管理だと思いました。

kondo-kanban1.png
kondo-kanban2.png

アジャイル開発では週の初めにその週にやる作業を決めることで前の週に残ってしまった作業や見つかったバグへの修正を簡単に組み込むことができて発生した問題に素早く対処できました。

3 開発に用いた技術

インターンシップでは以下の技術を使いました。

  • Java
  • Git
  • Springフレームワーク
  • SQL
  • HTML
  • CSS
  • JavaScript
  • jQuery

私はインターンシップ参加前はこれらの知識があまりありませんでしたがインターン参加前にこれらの技術の書籍をいただき、サポーターの方のわかりやすいサポートにより作業を完遂することができました。

4 おわりに

自分ではあまりJavaを用いてアプリケーション作成を行なったことがなかったり、SQLデータベースについての知識があまりなかったり不安に思っていましたが、インターン生の高専生や大学生、社員の方のサポートによりサービスを作成することができました。 歓迎会や打ち上げなどのイベントや社員の方に誘っていただきVimのイベントに連れて行ってもらったりしてとても楽しむことができました。
いろいろと迷惑をかけたと思いますが3週間ありがとうございました。

Share

インターンシップ体験記・2017(豊田高専 専攻科 高さん)

Share

インターンシップ体験記・2017(豊田高専 専攻科 高さん)

アウトライン

 豊田工業高等専門学校専攻科1年の高と申します。8/21から9/7までの3週間にわたって、アットウェアのインターンシップに参加させて頂きました。報告という形で実習内容の紹介や感想などを述べたいと思います。

taka-internship.png

参加した理由

学校の先生からベンチャー企業について興味がないか、と聞かれ話を伺ったところアットウェアを紹介されました。豊田高専からアットウェアにインターンシップで参加した学生は今までいなかったため不安もありましたが、直接アットウェアの方から話を伺った先生からの後押しや、使ったことのない技術であるJavaフレームワーク(Spring Boot)を用いたWebアプリケーション開発をしてみたかったこと、高専でのチーム開発は2~4人程度と比較的小規模だったため、より大人数での開発に携われることなどから参加を希望しました。

実習内容-作成するアプリケーションについて

まず3週間で作成するアプリケーションの仕様決定を行いました。「タスク管理を行うアプリケーション」という大枠は与えられますが、そのアプリケーションに付加する機能や独自性はインターン生9人で話し合いながら決定していかなければなりません。1日かけてようやく仕様を決めることができました。(後々仕様が不十分だったことに気が付きますが)

実習内容―「かんばん」

仕様に沿って洗い出されたタスクは「かんばん」と呼ばれる手法によって管理します。各タスクをTodo(やること)/Doing(やっていること)/Done(やったこと)に分類し、タスクの進捗を可視化することができます。こうすることで、何を自分はやらなければならないのかということを認識することができます。自分のやっていることが分からないのか、という声が聞こえてきそうですが、開発を進めていると前やったところのバグを発見したり、あの機能も付けようこの機能も付けよう、ここはもっとこうやったら効率のいいプログラムになる、といった具合にどんどんタスクを自分の中で増やしてしまって、今は何を開発する工程なのかということが迷子になってしまうことがあります。そんな時にかんばんを見ることで、今はこの機能を作るタスクなんだからこれに集中しよう、と見つめなおすことができました。他にもプロジェクト全体の進捗管理がしやすくなったり、長い間Doingに留まっているタスク(行き詰まっている仲間)を見つけることができるなど、手間をかける以上のメリットがある管理手法だなと思いました。

taka-kanban.png

実習内容―フレームワークを用いたプログラミング

 Javaを用いたWebアプリケーション開発は授業内で経験していましたが、Spring Bootは経験がなかったために最初はわからないことだらけでした。1週目はユーザのログイン機構を作成することになりましたが、とりあえずテキストの真似をして書いたら動いた、という感じで進めていました。ですが開発を進めていくうちに、実装したい機能に対する必要な構成要素を理解できるようになり、だんだんとテキストを参照する機会が減っていきました。社員さんや仲間たちとの協力で、最初に決定した仕様を満たすアプリケーション(一部未実装、バグ多数有ですが)を作成することができ、満足感を得ることができました。

実習内容―1日の流れ

 とある1日のスケジュールを記載しておきます。参加を考えている方にイメージを与えられればと思います。

  8:00-起床
  9:00-出社(通勤時間約40分)
  10:00-昨日の実習内容のまとめ
  10:30-朝会(朝礼的なもの)、開発業務開始
  13:00-お昼休み(1時間)
  14:00-開発業務再開
  19:00-退社
  24:00-就寝

 大体このような感じで生活していました。これだけ見るとずっとパソコンと向き合ってがりがり開発をしているように見えますがもちろん適宜休憩を挟みつつやっています。時々ワークショップが開催されることもあります。(社長の牧野様によるIT業界についての説明会、アットウェアについて、プロコンなど)

感じたこと

 何より「コミュニケーション」が大事だということを感じました。仕様を決定するにもタスクを洗い出すにもわからないことを社員さんや他の仲間に聞くにも、とにかく会話をすることが一番重要です。会話をすることで不十分な機能や仕様に気付いたり、自分1人では考え付くことのできなかったアイデアを、共有することで生み出すことができます。同じ分野を勉強する仲間たちや、面倒を見てくださる社員さんと交流しながらどっぷり3週間開発に打ち込むことができるのはとても贅沢な経験だったなと改めて振り返って感じました。仲間との共同生活や社内での歓迎会や打ち上げ、仕事後にみんなで外食など開発業務以外にも楽しい経験をたくさんすることができました。夏休みの3週間を注いで参加をしましたが、楽しい、かつ今後のためになる、素晴らしい3週間だったと思います。これからインターンで知り合った友達と、このインターン中に作成したアプリケーションのブラッシュアップをしていこうと企画しています。

参加を検討されているみなさんへ

 プログラミングの能力に自信がなく参加に尻込みをしてしまっている方が多いと思います。ですが事前に丁寧にテキストを送っていただけますし、社員さんがしっかりとサポートしてくれます。さらにペアプログラミング形式で開発を進めていくので、わからないところを簡単に仲間同士で相談できる環境になっています。第一、プログラミングに自信がありますと胸を張って言える人はそうそういないと思いますので、自信がないという人ほど自分を成長させることのできる機会だと捉えて参加を考えてみてはいかがでしょうか。また自分は学会発表のために途中で抜けてしまいましたが、そういった所用があっても参加はできますので、諦めずに参加を検討してみてもいいと思います(もちろんそれ相応の負荷はかかりますが)
 きれいなオフィスで、素敵な仲間や社員さんに囲まれて、新しい技術を駆使して、開発業務を体験できるアットウェアのインターンシップにぜひ皆さん参加してほしいと思います。

長文失礼しました。少しでも参考になれば幸いです。

重ね重ねになりますが牧野様はじめアットウェアの方々には大変お世話になりました。益々のご発展を心よりお祈りいたします。

失礼します。

Share

インターンシップ体験記・2017(東京高専情報工学科 赤間さん)

Share

インターンシップ体験記・2017(東京高専情報工学科 赤間さん)

始めに

東京高専情報工学科の赤間です。

今回は7/31 - 8/4の間アットウェアのインターンに参加させて頂いたので、その間の内容を記します。

今回のインターンに参加する動機

大きく分けて2つありました。

  • 学校外で自分の技術を使って何かしたかった
  • 仕事と部活での開発の違いを知りたかった

概要

メンバーは4人

  • 大学院1年生
  • 学部4年生
  • 高専2年生←自分
  • 工業高校2年生

開発したものと技術

開発したもの

  • 誰でも簡単に立ち上げが可能な競技プログラミングの問題・採点サーバ
  • 名前は'Instant Coder'!

使った技術

  • Java(Spring)でWEBサーバの処理を実装
  • HTML, CSS, JavaScript(jQuery, Ajax)でフロントエンドを実装
  • Scalaで提出されたコードの実行・採点をするサーバを実装
  • Docker, Docker Composeを使ったサーバ立ち上げ

内容

7/31(前準備)

やったこと

  • アイスブレイク
    • ドミノをした
  • タスクの切り分け
  • 見積もり
    • プランニングポーカを使った見積もり

一日目は以上のような、開発の下準備をしました。

特にプランニングポーカは、インターン後に学校等で開発をするときによく使っています。

8/1 - 8/3(開発)

やったこと

僕はJavaとSpringでWEBサーバを担当しました。

主には以下の作業をしました。

  • 問題一覧、問題表示ページの作成
  • 解答ページの作成
  • 解答の受取
  • 認可・認証

8/4(発表)

最後に発表をしたのですが、直前までコードを書いて最後の最後に、 最低限競技プログラミングサーバとして動くものができました。

最後に

感想

以下のようなものを今回のインターンから得られました。

情報系に関する話や情報共有のできるメンバーや、アットウェアの方々とのつながり

インターンで知り合ったメンバーやアットウェアの方々とは現在も、SNS等で繋がっています。

技術の向上

今回書いたJava Springの技術や他の情報系の知識を、作業や周りの方々との会話等から得られました。

またそれらの知識からまた新しくやりたいこと・学びたい技術を見つけることができました。 具体例を以下に上げます。

  • SQL周りの勉強
    • メンバーの方でDB周りで詳しい方がいて、その方の話を聞いてSQL周りに興味がわきました
  • Rust
    • Rustをやろうかなと思いながらもずっととどまっていたのですが、Rustをやっているアットウェアの方の話に感化されてRustを始めました

仕事と部活での開発の違いへの理解

仕事と部活での開発の違いを動機として上げていましたが、例えば作業を終わらせることに充填を置いて、自分で作るということに重みを置く学校とは大きく違うことに気づけました。

まとめ

今回のインターンで貴重な知識・技術・経験等を得ることができ、非常に楽しく有意義な5日間となりました。

企画して頂いたアットウェアの方々や、メンバーの皆さんありがとうございます!

今後ここで得た知識・技術・経験等を様々な場所で活かしていきたいと思います。

Share

VimConf2017 スポンサーレポート

Share

VimConf2017 スポンサーレポート

参加者のブログがすでに30件ほど公開されており、当日の熱も覚めやらぬ中、来年以降の開催に向け、スポンサーを検討している皆様に参考にしていただけるように、スポンサー視点でブログを書きたいと思います。

VimConfの今までと今年

2015〜2016年 にかけて

当時のVimConf閉会式で「誰か特定のメンバーがVimConfを主催しているのではなく、前年度とは異なるVimコミュニティの面々で運営され人依存ではなくなった。それは、コミュニティ形成の土壌ができたということだ。」的なことが、述べられたことを覚えており、この時期はひとつコミュニティが次のステージに進んだんだなと実感していました。

フォローバックエントリーからも当時の様子がわかります。

これには、感慨深いものがありました。

そして 2017年

兼ねてから国際的なカンファレンスを謳っていましたが、今年からスポンサーを募ることと、海外からスピーカーを招き、全セッション同時通訳されることがvim-jpより発表されました。

スポンサーになるまでの流れ

詳細はまったくわかっていなかったのですが、すぐに会社に稟議をとおし即日でTwitterの @vim_jp へ連絡をしました。 後述で書く VimConf2017のスポンサーになる理由 はあったので、会社とはすぐに話がつき、金額やスポンサード内容については概ね任せてもらえることになったのでした。

IMG_9630.JPG

スポンサーメニューを入手

個別に準備会メンバーから連絡をいただき、枠数や価格やスポンサー特典が書かれたメニューを入手しました。 非公開なものなのでここでは詳細は差し控えますが、企業スポンサーとしては妥当な金額なレンジでしっかりしたものでした。

弊社はプラスして下記のような提案をさせていただきました。

日中に温かいコーヒーとオレンジジュースを参加者に無償(飲み物を弊社が用意して提供いたします)で飲んでいただけるようにして、Vimらしいプリントした紙コップをノベルティとして配布し、当日を楽しんでいただければと思っています。

会場都合の確認や人数算出や提供方法など、準備会メンバー1名の方と数十通のメールをやり取りしました。 初回ということも重なってやりとりや確認事項も多く、仕事をされている中で各社とやりとりするのは大変だった思います。

ブログレポートやツイートにもありましたが、よくこのスタッフ人数で回せたなとスポンサー視点でも感じました。来年のスタッフはあと数人は増えるといいですね。

スポンサーになってみて

当日を過ごし、懇親会や参加者レポートを拝見し、得れたことや感じたことです。

  • 参加者の満足度が高いカンファレンスとなった結果、来年の更なるコンテンツを期待できた。
    • いち参加者としても嬉しい限り
  • スタッフの方々にとても感謝された
    • 開催の原動力は準備会に関わった方々のパワーが大きいですよね
  • 弊社の名前を司会の方から何度か紹介してもらった
    • スポンサーへの配慮をしていただいていると実感
    • 参加者の頭の片隅に残って何かの機会で「あー。あの時の。」ってことになるんじゃないかと
  • 一般参加した弊社メンバーにも「スポンサーになってよかったんじゃないか」とフィードバックをもらった
    • 一緒に働く人の理解もあって、Vim出張にも気兼ねなくいける!(2年ぶり3回目のVim出張に今月行ってきます)

VimConfをスポンサーするメリット

閉会の言葉では、VimConf2018に向けて、さらなるスポンサーを募っていましたね。検討しようと思った方々も多いのではないでしょうか?

弊社事例を紹介します。

採用に繋がる効果

アットウェアではVimのおかげである優秀な新卒社員を今年迎えることができました。

ISUCONというエンジニアの総合力を試されるチューニングコンテストがあるのですが、今年のISUCON7にその新卒社員も参加し、難関である予選を上位で突破しました。

入社してもらえるきっかけが、交流があったとある大学のコンピュータサークルから「勉強会でVimネタの話が聞きたい」とリクエスト受けて、新幹線に乗って大学へ訪問したことでした。彼はVimとラーメンも好きだったので横浜のこの地を選んでくれたのでした(採用担当の熱心な活動があったという事実もあります)。

これは、VimConfの幾つかのセッションで触れられた、「ダイバーシティや若い層の関心やコントリビュートもあって今がある」という点にも繋がっているように思います。

極端な事例なのかもしれませんが、弊社のような知名度が高くない会社でも「ポテンシャルを持った若者に関心を持ってもらえるきっかけになる」という恩恵をVimから受けました。

こういうことって本当にあるんですね。えっ!?

最後に

去年も良かったと思ったVimConfでしたが、今年はさらによかったですね。

スポンサーに名乗り出て、場づくりに貢献できてよかったです。

準備会および参加者のみなさまお疲れ様でした。VimConf2018でまたお会いしましょう!

これからも、弊社はVimConf以外にも社員が熱心におこなっている活動やコミュニティへ積極的に支援していきます。

Share