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AdventCalendar

社内用のChrome Extensionを作って公開した話

社内用のChrome Extensionを作って公開した話

この記事は atWare Advent Calendar 2015 の19日目の記事です。

みなさん、こんにちは。最近モンハンXにハマっている武永です。

今回はモンハンの話!!。。。。。は全く関係なく、社内用にGoogleChrome Extensionを作って公開した話をしていきます。
モンハンの話をしてもいいのですが、会社のブログですることではないということで。。。
最後の抵抗に画像だけモンハンを使いましたが。。。

何を作ったのか?どうして作ったのか?

作成したものは一言で言ってしまうとGmailからBacklogの課題にスターを付けるというものです。
atWareでは課題管理にBacklogを使っています。
そして日報・週報・月報をBacklogに課題として書いていくという取り組みをしています。(日報などを課題として上げるという運用はどうなんだという話は今回は脇に置いておきます)
Backlogには課題にスター(いいねのようなもの)を付けることができます。日報などをせっかく書いたのに反応が少ないと悲しくありませんか?モチベーションが下がりませんか?
私はモチベーションが下がる1人です。
こういう状況に他の社員の人にはなってほしくないけど日報などに毎回コメントを書くのも難しいよね。ということで私は「日報を読んだよ!!」という意味も込めてスターを付けています。

課題を追加するとメールが送られてくるのですが、そのメール内には課題の内容が全て書かれています。
メールを見るだけで日報は読めているのに毎回その課題にBacklog上でアクセスしてスターを付けるのも面倒だなと感じていました。
大した手間ではありませんが、自分の勉強のためと少しでも楽になればいいやということでメールから直接スターを付けれるようにしよう!と考えて作り始めました。

最初は公開する気はあまりなかった

前述の通り自分の勉強のためという理由も大きかったので作っても社内で公開するという考えはありませんでした。
では何故公開しようと思ったのか。
atWareではatWare Awardという社員が何か作成したものを出品するコンテストがあります。(atWare Awardの詳細は今回は省略させていただきます)
そこで作ったChrome Extensionを発表した結果

公開して欲しい
Chrome ExtensionだけではなくFirefox アドオン版も欲しい

という声があって、「あー意外と需要あるんだ」とそこで初めて実感しました。
それなら公開しよう!!ということで社員限定で公開し始めました。

公開した結果

自分の環境だと安定して動作していたので公開しても大丈夫かなと思っていました。
しかし、いざ公開してみると

エラーのalertが出た
APIキーを入力する画面が出てこない

など結構問題を指摘されました。
環境差分ってやっぱりあるのかーというのが感想です。
自分の環境で動いたからと言って必ずしも動くわけではないという基本的なことが頭から抜け落ちていました。
Chrome Extensionは内部のコードを見ることができるので簡単にコードレビューをしてくれた方もいました。
そこで指摘されて気づいた不安定要素などもあったのでありがたいですね。

自分で作って自分で動かして満足するのではなく、公開して他の人にも使ってもらうことで自分の成長にも繋がると改めて実感した出来事でした。

最後に

色々と不具合もあったのでもっと安定したものを作っていきたいなと思っています。
あと要望もあったFirefox アドオンも作ってみたいですね。(まだ全然手を付けられていない)
今回で社内用のツールって使われる、使われないはとりあえず置いておいて、自分の気づいたところから作ってみて公開していいんだ!!というモチベーションに繋がりました。
自分の勉強にもなるし、上手くいって使われるようになるといいなぁと。。。

しあわせ倍増計画

しあわせ倍増計画

atWare Advent Calendar 2014 も大詰め、23日目です。

しあわせ倍増計画 、今期からの短期事業目標として掲げたスローガンです。アットウェアのミッションは「システムで人々をしあわせにする」こと。当然ながら、より多くの人をしあわせに、さらにしあわせにしたいと願っています。人として、企業として成長すれば、必ず成果を高めることができるハズ。つまりは、我々が成長することによって、よい仕事ができ、結果としてより多くの人をしあわせにできると考え、今期は明確に成長することを意識したいと思います。

SI/受託ソフトウェア開発は基本的に労働集約型の産業です。つまりは成長とは単純には人数を増やすことと捉えられます。昨日のエントリでも積極的な採用について書きました。もちろん社員数が増えることは成長するために重要な点であることは否定しません。しかし、それは単純な労働力の増加という意味だけではなく、昨日のエントリにも書いた通り、お互いが切磋琢磨しあって各人が成長すること、足し算ではなく掛け算で価値を高めることにあります。 逆に言えば、人数を増やすだけじゃなく、我々技術者自信の技術力を高めたり工夫することによって単純な人数では成し得ない課題を実現したい。常に考え、行動し、学び、改善する。

別の視点では、我々が得意とする技術やドメインに注力することでその生産性を高めたり、やりがいのある仕事に情熱を持って取り組めることがよりよいシステムの構築に繋がるとも考えています。従って、そういう仕事に携われる機会を多くつくることも重要で、そういった意味での営業活動あるいはマーケティングも必要です。

さらには、将来の労働集約型ではないしあわせを提供する術を持つことにもチャレンジしていきたいと考えています。具体的には受託ソフトウェア開発ではないビジネスの構築ですが、こちらはまたの機会に。

いずれも簡単な目標ではありません。少し難しい目標に向かってチャレンジしていくことが企業としての成長そのものであり、きっとそれが未来に繋がっていくものと信じています。 我々が成長することによって、我々が提供できる しあわせ を倍増させると誓います。

採用

採用

atWare Advent Calendar 2014 の22日目。正確には既に日は変わって12月23日になってますが、ご容赦を。

さて、昨年のAdvent Calendarをふりかえってみると、同じく22日目に採用の話を書いてました。Advent Calendarもこの時期にくると書くネタにややこまっていることが垣間見れます。一年を経て現在の状況も踏まえ、採用、求人募集の状況を少し。

アットウェアでは新卒、中途とも継続的に採用を行っています。新卒、中途に限らず最も大事にしていることは「一緒に仕事をしたいと思えること」。お互いにリスペクトしあい、刺激しあい、技術者として切磋琢磨して成長していける仲間。幅広く技術力に長けているのが望ましいのは言うまでもなく、新しいモノが好きであること、チャレンジできること、学ぶことに貪欲であること、何事にも真摯に対応できること、まじめであること、いつも笑顔でいられること、挨拶ができること、常にカイゼンできること、感謝できること、成長する喜びを知っていること、そして仕事を楽しめること。

我々のミッション「システムで人々をしあわせにする」、しあわせにしたい「人々」は日本に閉じず世界中のより多くの人々であるのは言うまでもありません。当然ながら、それを共に実現しようとする仲間は日本人に閉じることはなく、世界中の技術者にもとめていきたいと思っています。もちろん、お互いに想いを伝え共有し、共通の価値観で最高のパフォーマンスを出すためには、お互いの文化的な背景や信条などを理解し合うことは重要で、そのためにも言葉の壁を取り払うお互いの努力は必要だと考えています。具体的には日本人でない方には英語でコミュニケーションが取れることを条件としつつ日本語の習得に努力してもらうこと、逆に我々日本人も英語でコミュニケーションを取るよう努力する。

とは言え、今のアットウェアの体制や保持する技術、これから取り組もうとしていること、あるいは企業として社会的な責任を踏まえて、具体的に接菊的に採用したいと考えている人を挙げておきます。

マネージャー

経営的な視点で組織の運営や管理、プロジェクトマネジメントを行える人。いわゆる管理職というよりも、組織としてのビジョンを掲げ、時には強いリーダーシップを発揮して組織を率い、時には体育会系部活の女子マネージャーのように組織の下支えや雑用をこなせること。技術者の集団ですから、技術が好きであることが望ましいです。

フロント系プログラマ

これまでのアットウェアが得意とする技術ドメインがサーバサイドのアプリケーションであったこともあり、UI/UXデザインを含めたWebのフロント系を得意とするプログラマが絶対的に不足しています。

20代の技術者、女性の技術者

(スキルやポジションじゃないのですが)圧倒的におじさんが多いので… 我々が持つ技術や経験をより若い世代に伝え、次代のアットウェアあるいは日本の発展に寄与できる技術者を育てていきたいと思っています。また、女性には男性とは違った視点でのモノゴトの捉え方や女性特有の感性が加わることでより品質の良いシステムを作ることができるのではないかと考えています。 必ずしも女性に限らないのですが、育児などによる時間的な(あるいはその他の)制約を持つ方に企業としてどういう働く場を提供できるか、今後取り組んでいきたいと思っています。実は私はその制約を(わずかですが)持ちます。他の社員とは求められる仕事の内容や質が異なりますし、また周りが理解をし協力をしてくれているので働けています。これを普通の技術者でも実現できるような文化や仕組みを作りたいと考えています。という状況ではありますが、実際にどういう仕組があればよいか共に考えられる技術者も募集中です。

あくまでもここに挙げた方しか採用しないということはなく、幅広く募集しています。例えば30代Javaのサーバサイドを得意とする即戦力となる技術者も実は喉から手が出るほど欲しかったりします。あるいはアットウェアでこんな新しいことをチャレンジしてみたいというような方にも来て欲しいです。

アットウェアが提供できる"場"や具体的な条件などはこちらをご覧ください。 アットウェアで我々と一緒に仕事をしたいと思われる方、ぜひご応募ください。皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています。

Rouleur

Rouleur

こんにちは。本日のAdventCalendarを担当させていただきます、円城寺です。

私は「ルーラー」という肩書を名乗らせて頂いています。 耳慣れないと思いますが、ルーラーとは、自転車ロードレースの競技者のタイプの一つです。

詳しい解説はwikipedia にお任せしますが、

ざっくりいうと、チーム競技である自転車ロードレースにおいて、風よけになったり、食料を運んだりと、チームのアシストを担う役割がルーラーです。

なぜ、ITエンジニアの肩書に自転車用語と思われるかもしれませんが、 システム開発、中でもアジャイル開発手法であるスクラムの役割の中にスクラムマスターという物があります。 この役割はサーバントリーダーとも言われ、チームが最大限の成果を発揮できるようにアシストするという役割です。

チームがより楽しく仕事ができる一助になりたいという願いと、自転車アピールを兼ねてルーラーと名乗らせて頂いています。

アットウェアの社員も、当然皆多様な趣味を持っていますが、その中で最大級の人口を誇る(っていた)のが実は自転車です。

そのような背景もあり、社内には「チームすずめ」という自転車同好会があります。

皆でまったりとサイクリングなどを楽しんだり、エンデューロと言われるチームリレー形式の自転車イベントに参加したり、マイペースで自転車を楽しんでいます。

主な活動場所は、三浦半島、ヤビツ峠(表、裏)、境川サイクリングロード、湘南、鎌倉など神奈川方面ですが、江戸川サイクリングロードや、道志みちなどにも出かけたりします。

今年はメンバーの予定がなかなか合わず、活動回数が少なかったのですが、来年こそはもう少し活発に活動したいと思っています。

私も「ルーラー」として、そんなチームの状況を見るにつけ、なんとかしてモチベーションをあげられないかと考えた結果、やはり一緒に走る仲間が多くなればチームのモチベーションも上がり、活動頻度も上がるに違いないという、他力本願な作戦を考えつきました。

というわけで、チームすずめでは「一緒に走ってもいいよ」と言ってくれる仲間を募集中です。

アットウェアに関わりのある方も、ない方も、リクルート活動の一環としてでも一緒に楽しんでもらえるなら大歓迎です!

Facebook page (更新してない!)、もしくはアットウェアのコンタクトフォーム(会社公認なので)OK(なはず!)から、ご連絡お待ちしております!

英語

英語

atWare Advent Calendar 2014 の16日目です。

社内の英語事情について。 既にAdvent Calendarにも二回、英語のエントリが投稿されていますが、現在、アットウェアには日本国籍でない社員が三名在席されています(年明けにもう一名入社の予定です)。うち二名は訪日してまだ間もないため、やや差はあるものの日本語が堪能なわけではありません。必然的にコミュニケーションをとるために、彼らは日本語を学ぶと共に私達日本人は英語を話す努力が必要になります。残念ながら(お恥ずかしながら)、私は全く英語がしゃべれません。これまでも何度か海外に渡航するたびに英語でしゃべりたいと思うものの(Nintendo DSの英語漬けをやり始めるわけです)、日常的に使う機会があるわけではないのでじきに忘れてしまいます。しかしながら、社員に自分の言葉で想いを伝えられないというのは極めて問題なわけで、慌てて学び始めるという状況にあります。同様にこれを機に英語の勉強を始める社員が増えてきました。オーソドックスに英会話教室に通ったり、流行りのSkype英会話やWebのオンライン学習などなど。何よりネイティブスピーカーがすぐ近くにいるわけですから、ランチを一緒に取る時間など、英会話する機会には事欠きません。単に観光で訪問しただけでは触れない異国の文化や生活の様子などを知れるというのもすごく楽しいです。着実に英会話力が上達している…かはともかく、外国人に話しかけることへの抵抗はずいぶんと減ったのは間違いありません。

昨年夏前に社内で揃ってTOEIC(IPテスト)を受けました。半年が経過したので、再び揃って受験の予定です。半年の成果がどう点数に現れるか。不安でもあり、楽しみでもあります。

コミュニティ支援

コミュニティ支援

atWare Advent Calendar 2014の15日目です。

今日は社外のコミュニティへの参加、支援について。 アットウェアでは社員に対して社外の技術コミュニティ等への参加を推奨しています。我々エンジニアは、常に新しいことへの関心、技術の習得が欠かせませんが、アットウェアという数十人のコミュニティで得られる範囲は限られています。もちろんWebや書籍・雑誌などで得ることは可能ではありますが、それ以上に社外の様々な環境に従事している人であったり、より先進的な人と直接コミュニケーションを取ることで得られる幅や深さは比べ物になりません。また、逆に社内に蓄積された技術を社内だけに留めるのではなく、積極的にそれを求める社外の人へも伝えることで、フィードバックという直接的にアットウェアに還流してくるのはもちろんのこと、日本のIT業界全体の活性化と技術力の底上げが結果的に(間接的に)アットウェアの技術者の技術力の向上にも繋がっていくと考えています。

社員が個人的にコミュニティ活動や勉強会に参加しているのは数知れず。ここでは社員がコミュニティの中心となって、あるいは勉強会の会場提供などで深く関わっているコミュニティを幾つか紹介します。 たまたま、先週末、横浜みなとみらいの本社で二つのコミュニティが活動をしていました。

日本Javaユーザグループ

日本のJava開発者/利用者のコミュニティです。Javaユーザグループ(JUG)は世界中にありますが、規模や活動の濃さでは世界有数を誇るようです。また、JJUGは単なるJavaコミュニティではなく、日本中にあるJavaに閉じない様々なコミュニティのコミュニティを標榜しています。 アットウェアは設立時からJavaを中心的な技術基盤として成長してきていることもあり、JJUGの設立当初から支援をしてきました。

はこだてIKA(IT Knowledge Association)

函館市を中心とした北海道・道南地区において、IT産業の活性化、ITによる産業の活性化、技術・知識の普及、技術者の育成を目指して結成されたコミュニティです。地方ではありますが、新しい技術、動向を積極的に取り込み、基礎的な技術を若い世代へ継承していくためのコミュニティを目指しています。 アットウェアの函館ラボラトリが地域貢献の一環として、設立当初から支援をしてきました。

アジャイルプロセス協議会

アジャイルプロセス協議会は、日本におけるアジャイルプロセスの普及/推進、情報交換などを目的とした企業等の法人/団体によるコミュニティです。今でこそ大手SIer/ユーザ企業もこぞってアジャイルプロセスの導入を進めていますが、2000年代前半のまだ日本でのアジャイルプロセスの認知度が高くないころから日本のSI/受託ソフトウェア開発モデルに適合したアジャイルプロセスのあり方、契約方法などを検討、推進してきました。 アットウェアの社員が個人的な活動として設立に関わるとともに、長く会員企業として参画しています。

CODE FOR KIDS YOKOHAMA

小学生ぐらい以上の子供を対象とした、コンピュータ教育をボランティアベースで実施していくコミュニティです。近年、小学生世代のプログラミング教育が注目されていますが、海外のDevoxx4Kidsなどの活動に比べて日本でのボランティアベースの活動は盛んではありません。よこはまという地域を起点に大人も楽しめる活動を目指した設立された若いコミュニティです。 アットウェアの社員が設立メンバーとして、また活動の拠点として支援をしています。

よこはまクラウド勉強会

おもに横浜に関わる、ふつうのソフトウェアエンジニアを対象とした勉強会です。クラウドに関わる幅広いソフトウェア技術を取り扱います。あえて地域に閉じたコミュニティとすることで、参加の敷居を下げ、あらたな横の繋がりができることを目指して活動をはじめてまだ数ヶ月のコミュニティです。 アットウェアの社員が設立メンバーとして、また活動の拠点として支援をしています。

その他にも、Couchbase JP日本Androidの会横浜支部 など、社員が関わっているコミュニティは非常にたくさんあります。アットウェアの社員を見かけたら、ぜひ声をかけてください! また、IT系技術コミュニティに無償で会場を提供しています。ご興味のある方はご連絡ください。

みなとみらいオフィス

みなとみらいオフィス

atWare Advent Calendar 2014 の九日目です。

本日2014年12月9日で本社を横浜のみなとみらいに移転してちょうど一年になりました。会社として変革期を迎えたタイミングでもあったからか、率直に言ってあっという間の一年だったと思っています。一方でアットホームをテーマにデザインいただいた現在のオフィス環境があまりに快適で、以前のオフィスでの日常が遠い昔のことのように感じるのが不思議です。

正直に打ち明ければ、オフィスの移転に関しては当時、非常に悩みました。それまでのオフィスがあった横浜駅近辺から外れてしまうことによる社員の皆への負担はもちろんこと、当社の企業規模や業績を踏まえた時にビルのグレードや希望するインテリアデザインは果たして見合ったものなのか、何より資金はどうするのか。結果的にはいくつかの審査をクリアし、つまりは第三者にここを拠点とするにふさわしいとお認めいただき、どうせ移転するならばと可能な限り環境を整えようと決めました。

少し多めに取ったつもりの座席も、一年が経過した現時点でそう余裕のない状態になりました。社員も増え、おかげさまで仕事も順調に増えてきています。人は少し高いところに目標を設定することで成長するのだそうです。順中満帆とはいかないまでも、器に見合った組織に着実に近づけているのではないかなと思っています。

私は常々、私ができることは場を作ることだと考えています。それも一度作ってしまえばおしまいというものでもありません。オフィスも然り。社員の皆が快適な環境で最大限のパフォーマンスを出せるよう、もちろんハードだけではなくソフトの面でも継続的に整備をしていきたいと思います。

もしかすると一年後にはここも手狭になってしまっているかも知れません。それはそれで嬉しくもあり、非常にまた悩ましい問題を抱えることになりそうです。

P.S.

奇しくも、本日12月9日に米Apple社の研究開発拠点をここ、みなとみらいに作るとの発表がありました。ここ数年、みなとみらいでのビル建設や企業誘致が非常に活発です。東京都心とはやや違った雰囲気で、環境もよく、また羽田空港へのアクセスもよいみなとみらいは今後ますます発展していくのだろうと思います。Appleが来ることになれば、さらに良い刺激になるでしょう。みなとみらいの先輩IT企業として(?)非常に楽しみです。

Non Nuoc, The Lost Video

Non Nuoc, The Lost Video

Jeff here, reporting from Non Nuoc Beach.

My team, known as T3, is regionally famous for acts of strength and bravery.

This year atWare sent T3, along with the other company teams, to Vietnam for vacation. Just for fun, we took part in the atWare Scavenger Hunt competition.

It's hard to say exactly what it was that inspired us that day. Perhaps it was the warmth of the sun, or the beautiful clear waves. Or just maybe it was the incredible breakfast buffet at the Crowne Plaza hotel.

Our mission in this video was simple- demonstrate, through a beachside photo, that our team is tight. Of course we breath teamwork in T3, it's part of the blood oath ritual we take when we join. But for T3, simply performing a task is never enough. We have to go higher, farther, and exceed all expectations!

Unfortunately for us, the video was lost in the ensuing melee of the Scavenger Hunt. I've only just now been able to recover it after strenuous decompilation and fuzzing routines.

Overall, T3 came in 2nd place. I have to admit, I became squeamish over some exotic foods. Like an old war wound, I suffered flashbacks of food poisoning in Bangalore. And I suspect my hesitation may have prevented us from achieving full glory.

Nonetheless, 2nd place is not bad against such stiff competition. There were some fantastic presentations by the other teams. But I believe that if we could have included this video in our post-hunt presentation, we may have come out ahead. Here then is the Non Nuoc Lost Video.

SI・受託ソフトウェア開発事業

SI・受託ソフトウェア開発事業

atWare Advent Calendar 2014 の三日目です。 アットウェアの仕事について書こうと思います。私が書くと、盛ってんじゃないのと言われそうですが、可能な限り(?)正直に。

初日の第10期ふりかえりでも触れたとおり、アットウェアの主たる事業はSIあるいは受託ソフトウェア開発、つまりは顧客からのご依頼に基づきシステムの構築およびアプリケーション・ソフトウェアを開発する仕事です。具体的には現時点で20程度のプロジェクトが並行して進行しており、エンジニアはそのいずれかのプロジェクトに参画しています。中には複数の小さなプロジェクト、特に一つのお客様から複数の案件をご依頼いただいている場合にそれらを掛け持ちで従事することもあります。

お客様の業態は、通信キャリア、ネットワークサービス、出版社、大学および研究機関などと様々ですが、システムの種類としてはいわゆる基幹系の業務システムはほぼゼロ、コンシューマ向けのWebアプリケーションサービスやモバイル・アプリケーションがほとんどです。お客様のビジネスを担うサービスであり、良いシステムを作ればお客様のビジネス価値を高めることができる、またそれを利用するエンドユーザに及ぼす影響も大きい、非常にやりがいのあるドメインです。従って、初期の開発完了(リリース)後も継続してアップデートを繰り返すことが多く、別の見方をすれば運用と開発が連携するイマドキの DevOps なプロジェクトが多いとも言えます。そういった意味でも、お客様と我々は従来型SIの受発注の関係ではなく、一つのチームとして例えば企画と運営と開発と運用などの役割を担うことでプロジェクトを成功に導けるケースが多くなっていると感じています。当然ながらこの場合、お客様との距離が近いこと(物理的な距離ではなく)が極めて重要で、契約面ではお客様との直接取引(従来型SIでいうところの元請け)が9割以上、逆にいわゆる丸投げはゼロです。

サーバサイドのプラットフォームはかなりの割合でJava、今年から立ち上がった新規プロジェクトはJava SE 8を使っています。言語はJavaがほとんどですが、一部のプロジェクトでScalaに携わりかなりいい感じだったので今後はScalaも積極的に取り組んでいきたいと考えています(Scalaプログラマ絶賛募集中です)。社内標準ソフトウェア・フレームワークなどはありませんので、プロジェクト毎に特性に合わせて特にその時点で旬なフレームワークを選択しています。基本的にミドルウェア含めオープンソースソフトウェアを使いますが、枯れたモノよりも先進的なモノをちゃんと評価して積極的に採用することにしています。この秋に始まった比較的大きなプロジェクトでもSpring Bootを採用しました。これはお客様との信頼関係において技術の面では我々が責任を持つという基本的なスタンスを取っているため、我々の判断で自由に選択ができることによります。

プロジェクトによってはアプリケーション・ソフトウェアを作るだけではなく、システムの構築つまりはインフラ環境の整備なども請け負うこともありますが、ここ数年はほぼ全てといってもいいくらいAmazon Web Servicesなどのクラウドを使っています。

SI・受託ソフトウェア開発においては、高い技術力をご評価いただいているのはもちろんのこと、創業以来一貫して常にお客様に対して真摯な対応を積み重ねてきたことが現在のアットウェアの事業基盤になっているものと思っています。たいした営業力も人脈もありませんが、この点だけは他社に引けをとらないと自負しています。今後ともアットウェアをよろしくお願いいたします。

第10期ふりかえり

第10期ふりかえり

本日2014年12月1日、株式会社アットウェアの第11期を迎えました。 毎年のことながら、新しい期の始まりはどことなく緊張します。そして、今年も恒例となったatWare Advent Calendarを始めます。こちらも恒例となった先期のふりかえりを私から。

まずは無事に一年を過ごすことができたことを嬉しく思います。私ともを支えてくださった多くのお客様、パートナー様に感謝するとともに、何より社員の皆の努力の賜物とよろこんでいます。

先期は第10期と節目となる一年で、横浜本社のみなとみらいへの移転でスタートを切りました。と同時にこれまでの10年をふりかえり、次の10年に向けて新しいアットウェアを作るチャレンジの年となりました。様々な試みが全てうまくいったわけではありませんが、内なる変革を進め、次の10年を担う「下準備」はできたのではないかと考えています。

具体的には、次代を担う若いリーダーを中心として、自律したチームが自らの責任と権限を持って活動を進められるように取り組んでいます。まだまだ十分に機能しているとは言えませんが、日々、模索しながら着実に前に進めているのではないかと思います。また社内の情報共有や課題管理の仕組みを整備しています。Backlogなどのサービスに加え、社員が自前で開発したツールも併用。こちらはいずれ社外の皆さんにも幅広く使っていただけるかもしれません?!

現時点での主たる事業であるSI/受託ソフトウェア開発では、従来から我々のストロングポイントとして取り組んできたCouchbaseやアジャイルプロセスをキッカケとした新規顧客・新規案件の受注、特に新たなビジネスドメインとして巷で話題にもなっているアドテクのシステム構築を無事にカットオーバーさせることができました。非常にタイトな性能要件と信頼性、所謂DevOpsと言われる保守・運用と機能改善の開発を融合したプロジェクトを経験できたことは我々にとっても非常に学びの機会となりました。手前味噌ながら、あらためて我々が持つ技術力とゴール(目標)に向かってメンバが一致団結して取り組めるチーム力をうれしく思いました。その他の多くのプロジェクトも先進的な技術の導入とアジャイル開発およびDevOpsをキーとしながら、お客様との協働により(単なる受発注の関係ではない)同じ価値観を持って取り組めており、アットウェアのスタンダードな仕事のスタイルになってきている実感を持っています。

一方で当社独自のサービス/プロダクトの展開についてはまだまだ道半ば、まさに下準備の段階にあります。こちらは今後、加速度を上げて取り組んでいこうと考えています。近いうちに具体的なお知らせができるようになることを楽しみにしています。

体制面では外国籍のエンジニア含めた強化を進めていますが、まだまだ我々が目指すところに十分な体制とは言えません。引き続き、我々と想いを共有できるエンジニアの採用を積極的に進めていく予定です。

毎年夏に行ってきたインターンシップの受け入れも、海外からも含め大幅に増えました。また学生向けプロコンの開催やハッカソンの企画など、若い世代のエンジニアの卵への支援も積極的に行うことができました。我々自身も例えばインターン生から刺激を受けることも多く、よい学びの機会にもなっていると感じています。

ざっとふりかえってみても、下準備と表現はしましたが非常にチャレンジングな一年でした。まだまだ成熟した組織とはいえず、強固な基盤を構築できたとは言いがたいかもしれませんが、着実に今後の外への成長、未来への飛躍の礎になったものと思います。 さらなる成長、飛躍に向けて、努力を惜しまず、チャレンジしていきたいと考えています。社員皆が楽しくやりがいのある仕事に従事できるよう、私自身もより一層の努力を重ねていく所存です。