今年も立命館大学の学術系公認サークル「立命館コンピュータクラブ(RCC)」にて、勉強会を企画させていただき弊社メンバー3名が発表させていただきました。
昨年はテーマのリクエストの中から Rust
と Vim
を選ばせて頂いたのですが、今年は一転して
- Monoid
- セキュリティ
- OB談話
をテーマにしました。
Monoidは数学が話の中心とあって、プログラミングと数学の隙間を埋めるような切り口で発表されていました。前提知識から話し始めて、Monoidにすると「なにが嬉しくなるのか?」という説明する頃には、発表終盤。
序盤の説明も噛み砕いて、すっきり頭に入ってくる層とわかったようなわからないようなという方もいたのではないでしょうか。実際に役立ちそうなケースにぶち当たるのが実感しやすいとは思いますが、参加者の数人はこのテーマがど真ん中という方もいて、楽しんでもらえたようです。
続いて、セキュリティについては「仕事で実際にあったセキュリティ対応」という人間味あるエピソードを交え、企業で仕事をするということ、責任・心理なども含め、資料に載せられないこともお話ししました。
特に自分にしかできない話しを意識して内容を考えました。「実体験」や「こう考えるに至った」という切り口が聞く方にとっても、発表する側にとってもよさそうと思い、差し障りがないところを赤裸々に伝えました。
発表している最中にTwitterですぐに反応をもらえるというのは、刺さるフィードバックという観点で素晴らしいですね。
最後のOB談話は「atWareで働いてみて良かったこと」という、直球的な内容でした。 RCC出身の学生が1年半経ってどういう風に感じているのか?という視点や、RCC文化から新しい環境に移ってギャップや共通点はどうだったのかなど、身近な存在として、とても気になるところだったのではないでしょうか。
学生時代の自身のことを知っている世代がいる最後の機会ということもあったようで、日々感じていることを等身大の表現で話してくださいました。「1on1」や「入社後ヒアリング」や「社内に学生の方を招いて発表」という形では、きっとこのような表現で聞けなかったと思います。
本人はダイレクトマーケティングと揶揄していましたが、誇張なしにいい発表だと感じました。
自社ブログでこんなことを書くのはアレすぎるんですけど、良いと思ったことは感じたままに残しておこう思います。
継続的にこういった勉強会の場を続けていると、見慣れた顔もでてきます。一緒に働けたらそれはそれでうれしいのですが、それ以上に企業として自分たちの経験やフィードバックやアウトプットをすることで、私たちとノリが似ているなと思う、RCC所属の学生さんたちにとって、何かのきっかけや、楽しい場・意義ある場になっていれば幸いです。
また、来年会いましょう!