Atlassian crowd インストール編

Atlassian crowd インストール編

こんにちは KEYチームの円城寺です。

せっかく Atlassian Expert なので Atlassian の記事を書いてみよう第2弾ということで、
今回は Crowd サーバーのインストールをしてみます。

下記の環境に Crowd をインストールしていきたいと思います。

  • OS : CentOS 7
  • Java : OpenJDK 1.7
  • mariadb : 5.5
  • Atlassian : Crowd 2.8

K. 仮想環境の準備

今回は 予算の都合上 実験ということで、MacOSX 上の「VirtualBox+Vagrant」の仮想環境に環境を構築します。
専用のサーバーを用意されている方はこの部分は読み飛ばして頂いて結構ですが、
気軽に壊せる環境というのも便利ですので、今回の実験用に試しに構築してみるのもよろしいかと思います。

 Virtualbox のインストール

Virtualbox の以下サイトより、お使いのプラットフォームに合わせたバイナリをダウンロードして、セットアップしてください。
https://www.virtualbox.org/wiki/Downloads

 Vagrant のインストール

Vagrant の以下サイトより、お使いのプラットフォームに合わせたバイナリをダウンロードし、セットアップしてください。
https://www.vagrantup.com/downloads.html

 VMの準備

1. vagrant box を準備する

        $ vagrant box add centos7.0 [任意のCentOS7のBoxファイルURL]
        $ mkdir crowd
        $ cd crowd
        $ vagrant init centos7.0


2. Vagrantfile の下記部分のコメントを外して、内部IPで通信できるようにする
config.vm.network "private_network", ip: "192.168.33.10"

3. VM を起動する

        $ vagrant up


これでひと通り仮想環境の準備は完了です。

E. Crowd のインストール

さて、環境も整いましたので、いよいよ Crowd のインストールと参ります。

 前提条件の準備

早速 Crowd をインストールといきたいところですが、Crowd を動かすための前提ソフトウェアをまずインストールしましょう。

1. Java のインストール
まずは Java をインストールします。
今回は yum で簡単にインストールできる OpenJDK を使用しましたが、
Oracle の JDK(こちらのほうが無難という噂もあり)をご使用される場合は適宜インストールをお願いします。

        $ sudo yum install java-1.7.0-openjdk


2. mariadb のインストール
次に Crowd のデータ保存先であるデータベースのインストールです。
今回は MySQL ではなく、CentOS7 系なので、mariadb を使用します。

        $ sudo yum install mariadb-server


3. mariadb の起動

        $ systemctl start mariadb


 Crowd のインストール

さて、とうとう Crowd のインストールです。
基本的には 公式ドキュメント( https://confluence.atlassian.com/display/CROWD/Installing+Crowd )にそってインストールを行っていきます。

1. 最新版のダウンロード
まずは、以下公式サイトより最新版をダウンロードします。
https://www.atlassian.com/software/crowd/download
今回は Crowd Standalone 版をダウンロードします。

        $ wget http://www.atlassian.com/software/crowd/downloads/binary/atlassian-crowd-2.8.0.tar.gz


2. 展開と配置
次にダウンロードしたバイナリを Crowd のインストール先ディレクトリに展開します。
今回は便宜上、

  • Crowd のインストール先を /opt/atlassian/
  • crowd home を /var/atlassian/crowd

としていますので、 /opt/atlassian にダウンロードしたバイナリを展開します。

        $ tar -xf atlassian-crowd-2.8.0.tar.gz
        $ sudo mkdir /opt/atlassian
        $ sudo mv atlassian-crowd-2.8.0 /opt/atlassian/
        $ sudo ln -s /opt/atlassian/atlassian-crowd-2.8.0 /opt/atlassian/crowd


3. crowd home の準備
次に、Crowd のデータ保存先になる crowd home を準備します。

        $ sudo mkdir -p /var/atlassian/crowd


4. 設定ファイルの編集
次に、Crowd の環境依存部分の設定を設定ファイルに設定します。
対象のファイルは以下。
${crowdインストール先}/crowd-webapp/WEB-INF/classes/crowd-init.properties
このファイルの crowd.home を下記のように先ほど作成したディレクトリに変更します。

crowd.home=/var/atlassian/crowd


 Crowd 用データベースの準備

次に Crowd のデータ保存先であるデータベースを準備します。

1. データベースの作成

        create database crowd character set utf8 collate utf8_bin;


2. Crowd ユーザーを作成し、権限を付与

        GRANT ALL PRIVILEGES ON crowd.* TO 'crowduser'@'localhost' IDENTIFIED BY 'crowdpass';


3. Crowd 用に mariadb に設定を追加
/etc/my.cnf の[mysqld]セクションに以下の4設定を追加

[mysqld]
---中略---
character-set-server=utf8
collation-server=utf8_bin
default-storage-engine=INNODB
transaction-isolation = READ-COMMITTED


4. mariadb(mysql)の Java ドライバをインストール

        $ yum install mysql-connector-java.noarch
        $ cp /usr/share/java/mysql-connector-java.jar /opt/atlassian/crowd/apache-tomcat/lib/.


Y. Crowd の起動

さて、準備が整いましたので、Crowd を起動してみます。

 Crowd の起動

        $ cd /opt/atlassian/crowd/
        $ ./start_crowd.sh


 Crowd の初期設定

1. Crowd 初期設定画面へアクセスする
Crowd の初期設定画面 http://localhost:8095 にアクセスします。
設定画面へは、Crowd のサーバー上からしかアクセス出来ないようなので、
別サーバーからつなぐ場合は SSH トンネルなどを用意します。
(例)

        $ ssh vagrant@192.168.33.10 -i ~/.vagrant.d/insecure_private_key -L 8095:localhost:8095


初期設定画面にアクセス出来た後は、画面の指示にしたがって必要な情報を入力してゆきます。

以降は今回の設定例です。必要に応じで参考にしてください。
あくまでテスト用の設定ですのでご注意ください。

Set up Crowdボタンを押して設定をスタートします。

ライセンスを入力します。お試しの場合は、ライセンス入力エリアの下にあるリンクより評価ライセンスを取得することが出来ます。

ライセンスを入力します。お試しの場合は、ライセンス入力エリアの下にあるリンクより評価ライセンスを取得することが出来ます。

今回は新規インストールなので、 New instllationにチェックをしてContinueします。

今回は新規インストールなので、 New instllationにチェックをしてContinueします。

先ほど設定したデータベースの接続情報を設定します。

先ほど設定したデータベースの接続情報を設定します。

設定を確認してContinue

設定を確認してContinue

今はメールサーバーを設定しないので、Laterを選んでContinue

今はメールサーバーを設定しないので、Laterを選んでContinue

今回は初期設定でContinue

今回は初期設定でContinue

初期管理者の情報を入力してContinue

初期管理者の情報を入力してContinue

今回はこのままContinueします。

今回はこのままContinueします。

これで初期設定は完了です。

ログイン画面より、先ほど設定した管理者アカウントでログインできるようになっていると思います。

次回は、Crowd と他の Atlassian プロダクトを連携させてみたいと思います。

 

認定スクラムマスター研修に参加してきました

認定スクラムマスター研修に参加してきました

みなさんこんにちは。KEYチームの武永です。

先日開催された認定スクラムマスター研修に参加してきました。

参加までの経緯

現在私が参画しているプロジェクトはスクラムを取り入れており、普段から「スクラム」や「アジャイル」という単語をよく耳にする環境にいます。
そこで、「スクラムについて学ぶことで実際の業務に役立てていきたい」、「アジャイル・スクラムについて学んで今後のコミュニティ活動などにも活かしていきたい」という思いを持ち参加することにしました。

認定スクラムマスター(CSM)とは

ScrumAllianceが認定してる資格の一つです。
「スクラム」と呼ばれるチーム開発手法における役割の1つになります。 スクラムにはスクラムマスターというロールがあって、そのロールをこなすための知識を認定しているのがCSMです。
決してスクラムをマスターしていますということを認定している訳ではありません。 (とはいえスクラムマスターの役目を果たすにはスクラムのことを正しく理解し、説明することが必要)

研修内容

  1. イントロダクション
  2. スクラムの歴史
  3. スクラムの理論、コンセプト、プラクティス
    1. アジャイルについて、アジャイルはなぜうまくいくのか
    2. スクラムの3つのロールモデル: プロダクトオーナ、スクラムマスタ、チーム
    3. スクラムの4つのミーティング: リリース計画、スプリント計画、デイリースクラム、スプリントレビュー
    4. スクラムの3つのリスト: プロダクトバックログ、スプリントバックログ、障害リスト
    5. プランニングポーカーによる計画
  4. リリース計画
    1. プロダクトバックログ
    2. プロダクトバックログ作成演習
  5. 生産とスプリント
    1. スプリントのゴール
    2. スプリント計画
    3. タスクボード
    4. デイリースクラム
    5. バーンダウンチャート
    6. ベロシティと障害物
    7. アーキテクチャとインフラ
    8. 完了の定義
    9. スプリント署名
    10. スプリントのプレゼンテーション
  6. ベロシティ・ゲーム
  7. 障害に打ち勝つ
  8. マネジメント、分散、スケールアップ

基本的にスライドを見ながらの座学を中心にワークショップを交えながらの2日間でした。

学んだこと、感じたこと

  • スクラムマスターの役割
    スクラムマスターとは開発が「スクラム」と呼べる状態にする人のことで、 開発チームに対して指示はすることもなく、プロセスの管理をする。
    チームがチームを管理して自律的なチームを目指す。
    スクラムマスターはチームが困っている時に助言する
    チームの障害となるものを取り除いていく。
    例えば、 プロダクトオーナー(PO)がスプリントの途中で別のアイデアを考えたからそれをスプリントに取り入れてくれという要求を出してきた際には

    「確かにそれはいいアイデアですが、このスプリントには入れずに次のスプリントに入れていきましょう」

    というようにPOからの新しい要求(障害)を取り除いて開発チームが上手くスプリントをこなしていけるように環境を整える役割を持っています。
    もし、この要求を受け入れてしまえば開発チームのリズムというものが崩れてしまいスプリントが上手く回らなくなってしまいます。このリズムを崩すこと無く開発を進めていけるようにするのがスクラムマスターの役割なのではないかと感じました。

  • 非効率の「3つのM」

    • Muda:ムダ
    • Mura:ムラ
    • Muri:ムリ

    この3つをどんどん無くしていくことでチームをより良いものへとしていくことが必要。

    「チームを加速させようとしていくのではなくムダ、ムラ、ムリを無くしていくことで間接的にチームを加速させていくことが重要」

    特にこの言葉が印象に残っています。
    何か良いツールや手法など新しいものをどんどん取り入れていくと、逆にどれも中途半端になってしまい、チームを減速させてしまう。そうではなくて現在のプロセスの中に潜む3つのMを取り除いていくことでチームを加速させてから新しいものを取り入れていく方がより良いチームへ成長していけるのではないかと感じました。

    スプリントを上手く回していく、より良いチームにしていくためにはどんどん3つのMを取り除いていく、改善していくということが大切です。

最後に

研修は受けましたが、まだ資格は取得していません。研修後、オンラインの試験を受けてから正式に認定スクラムマスターの資格が得られます。
「改善」というものを常に意識して自分達はチームの一員で自分達がチームを良い物に変えていくという考えがとても重要なものなのだと改めて実感した研修でした。
今回参加した研修でスクラムの「型(守破離の守)」を学ぶことが出来ました。まずは、ここで学んだことを実際に実践していくことで「知識」でしかない部分を「経験」にしていけばスクラムマスターに近づいていけるのではないか、より良いチームにしてくことができるのではないかと考えています。
とりあえず、早くオンライン試験を受けて正式に資格を取得したいですね。
もっと研修のこの部分の内容を知りたいなどありましたら以下のメールアドレスまでご連絡ください。
takenaga at atware.co.jp

atWare English Speech Contest

atWare English Speech Contest

第1回チームTAN-TAKA-TAN主催のアットウェア英語スピーチコンテストを開催しました。7名の日本人社員がエントリー。審査員はHuyさんとAlisherさん。

このコンテストの主旨は、少しでも英語に慣れて、英語でのコミュニケーション活性化のためです。アットウェアには5名の外国人エンジニアが在籍しています。中には日本語が得意ではない人もいるため、英語でのコミュニケーションを使っていますが、大半を占める日本人エンジニア側はあまり英語は得意ではないのが事実。そこのギャップを埋めていこうということです。

スピーチ参加の7名の方には、「趣味や好きなモノ、事」をテーマに話をしてもらいました。最低時間は5分間。カンペを用意する人も居ましたが、思っていたよりも自分の言葉で話す人が多く、とても楽しいコンテストになりました。

審査の結果、優勝者はTakenagaさん。彼は2014年入社の新人です。英語の勉強をするという目標を持って継続して来たこともひとつの要因でしょう。立派でした。

さて、優勝者には鍛高譚一升瓶トロフィー(中身入り)が授与されました。

なぜ鍛高譚なのかは、アットウェアに訪問して聞いてみましょう!

IMG_9606 (1).jpg

第 9 回 はんだ部 活動レポート

第 9 回 はんだ部 活動レポート

みなさん、こんにちは。KEYチームの矢納です。今日も張り切ってはんだ部レポートを書いていきたいと思います。

Raspberry Piを使っているのに、技術ネタが今まで出てきてませんね(^^;;

と、いうことで今回は簡単にWeb Server?作成の手順をあげていきたいと思います!

今回やりたいことはこんな感じです。

さて、今回は大好きなJavaではなく、Pythonでやっていきたいと思います。なぜPythonなのかというと、せっかくRaspberry Piの推奨?言語なので、使ってみようと思った訳です。

では、最初にFlaskというフレームワークをインストールします。Flaskはpipを使います。

$ sudo apt-get install python-pip
$ sudo pip install flask

では、次にPythonでコードをガリガリと書いていきます。

from flask import Flask, render_template
import RPi.GPIO as GPIO
import datetime

OUTPUT_PIN = 4

app = Flask(__name__)

GPIO.setmode(GPIO.BCM)
GPIO.setwarnings(False)
GPIO.setup(OUTPUT_PIN, GPIO.OUT)


@app.route("/")
def show_top_page():
    now = datetime.datetime.now()
    time_string = now.strftime("%Y-%m-%d %H:%M")
    template_data = {
        'title': 'Sample Top Page',
        'time': time_string
    }
    return render_template('top.html', **template_data)


@app.route("/light/on")
def light_on():
    GPIO.output(OUTPUT_PIN, GPIO.HIGH)
    return '{"result":"ok"}'


@app.route("/light/off")
def light_off():
    GPIO.output(OUTPUT_PIN, GPIO.LOW)
    return '{"result":"ok"}'


if __name__ == "__main__":
    app.run(host='0.0.0.0', port=80, debug=True)

とても簡単です。@app.route("/")でアクセスを受けて、処理を行います。今回 / でアクセスされた場合はHTMLを返すようにしてあります。HTMLを返すのにはFlaskのrender_tempalteを使用します。これは* templates *のフォルダにあるHTMLを返します。

では、top.htmlを見てましょう。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head lang="en">
    <meta charset="UTF-8">
    <title>{{ title }}</title>
</head>
<body>
<h1>{{ time }}</h1>
<hr>

<p id="msg"></p>

<button id="on" class="btn btn-success btn-lg"><span class="glyphicon glyphicon-arrow-up"></span> On</button>
<br>
<button id="off" class="btn btn-success btn-lg"><span class="glyphicon glyphicon-arrow-down"></span> Off</button>

<script type="text/javascript" src="{{ url_for('static', filename='js/jquery-1.11.2.js') }}"></script>
<script type="text/javascript" src="{{ url_for('static', filename='js/top.js') }}"></script>

</body>
</html>

{{ }}で書かれている部分がpythonで記述されていたtemplate_dataに対応します。また、Javascriptやcssも読み込みたいと思います。そのときはurl_for()を使います。第一引数はstatic(多分これだといけない気がします)、第二引数はその配下のファイルをしてします。ディレクトリ階層は下図の通りです。

あとはこれらのファイルを転送して sudo python top.py を実行するだけです。実行後ブラウザでRaspberry Piにアクセスしてみてください。画面上のボタンの「ON」」「OFF」でLEDの点灯・消灯が可能です。

意外と簡単に作成することができました。本当はBootstrapを使おうとしたのですが、よくわかりませんでしたので、今回はスキップです。軽く調べてみたら、Flask Bootstrapというのがあるらしいですね。まぁそれはおいおいということで(^^;)

今回はここまで。

Email:yanou at atware.co.jp

Happy Scala Day from SF!

Happy Scala Day from SF!

20150316_171257.jpg

Hi, I am Jeff. I am here in SanFrancisco now to come to Scala day! This year from Mar 16-20(include training), Typesafe,inc hold this event in SanFrancisco. It's amazing event!!

Last year, I and some atWare colleague visited to SF to attend OracleOpenWorld and Javaone. It was also good. However, one aspect of this conference that is very different than OracleOpenWorld is that all the major names are here and it's a much smaller group. I recognize many of the names and faces from stack overflow, blogs, and frameworks.

I am so excited!! Don't worry I will get a better photo with odersky together!!

Happy Scala day!!

チーム合宿

チーム合宿

こんにちは。KEY チームのアライです。

3/13(金)に箱根強羅でチーム合宿を行いました。

ほとんど坂道。しかも急坂です・・・

部活合宿の坂道ダッシュを思い出します・・・

 

 

まずは12月からの四半期のふりかえり。KPT*1 で実施。

チームの事、個人の事、会社の事・・・

*1 KPTとは、ふりかえりを行う際のフレームワークの一つです。それまでの活動で良かったこと、次もやりたいことを「Keep」、問題だったことを「Problem」、問題に対する解決策や次にやりたいことを「Try」として、3つの軸で整理していく手法です。

 

 

夕食を終えて、合宿パート2のスタート。

チームリーダーが夜食を用意してくれて、準備万端!

ちなみにロシアンおにぎり。

 

 

 

今回は色々なセンサ(臭い、距離、温度など)と Raspberry Pi2 *2 を組み合わせた IoT *3

一人一センサで試行錯誤を繰り返し、夜が更けていきました・・・

結果的には完成形となるモノはできませんでしたが、みんな楽しく取り組めたので良しとしましょう!

*2 Raspberry Pi とは、ARM プロセッサを搭載したシングルボードコンピュータ。イギリスのラズベリーパイ財産が開発。

*3 IoT (Internet of Thing)とは、一意に識別可能な「もの」がインターネット/クラウドに接続され、情報交換することにより相互に制御する仕組み。

 

 

最後は合宿といえば、トランプ!

時間を忘れて朝4時まで・・・

チームの輪が更に深まった一日となりました!!

第 8 回 はんだ部 活動レポート

第 8 回 はんだ部 活動レポート

こんにちは!
はんだ部紅一点、スマイルエンジニアの木村です。
 
本日は待ちに待った!?、
はんだ部の活動日ということで
ちょっと活動内容をレポートしちゃいます!
 
昨年の 5 月から開始したはんだ部ですが、
第 8 回目(全然キリよくない!)となる今回は、
なんと!
 
新たなメンバー 2 名(Jeff & Huy)を迎えての活動となりました!
 
 
初参加ということもあり、
今日は Raspberry Pi のセットアップと
LED の点灯、と Raspberry Pi ビギナーなら
誰もが通るであろう道を 2 人にも体験してもらいました!
 
普段、英語を話す 2 人には、
レクチャーするのももちろん英語です!
 
内容的には初心者向けでも、
慣れない英語を使っての説明はなかなかのハードモード。
 
電子工作どんとこいの先輩メンバーでも
言語の壁に苦戦中ー!?

 
先輩たちの熱意が伝わったのか!?、
作業に取り組む 2 人もこ〜んなに真剣!!

みんなの頑張りの結果、
最後は無事に、
2 人とも L チカ(LED 点灯)することができました!
 
 
先日、Windows 10 も動くと噂の、
New バージョン Raspberry Pi 2 も登場し、
ますますアツイ IoT 界隈。
 
はんだ部でも今後どのように活躍してくれるのか、
これからが楽しみですね!
 
期待で胸いっぱいになってきたところで、
本日はこの辺で!
 
 
とってもインターナショナルなはんだ部の
第 9 回の活動は 3 月下旬頃を予定しています。
 
次回のレポートもお楽しみに!  
 
 

■ はんだ部とは?

はんだ部は
「楽しく電子工作してみよう!」
をモットーに活動する、
アットウェアの部活動の 1 つです。
 
メンバーは男女混成で、過半数が電子工作初心者です。
 
「はんだ部」という名前ではありますが、
はんだの使用は必須ではなく、活動内容に縛りはないので、
最近はもっぱら Raspberry Pi 中心でやってます。
 
 

現在、新規メンバー絶賛募集中です!
 
電子工作にちょっとでも興味がある方なら、
どなたでも OK !
 
あなたの参加をお待ちしております!!    
 

みなとみらいアットウェアオフィスの周辺環境

みなとみらいアットウェアオフィスの周辺環境

みなとみらいには魅力がたくさん。5分も歩けばこんなリフレッシュできる場所も!

アットウェアの本社みなとみらいオフィスは、東横線から直結しているみらとみらいラインのみなとみらい駅付近にあり、風光明媚で観光資源や商業施設が豊富にある横浜みなとみらいエリアの中心にあります。オフィスから5分も歩けば、様々な種類の施設をめぐることができ、気分もリフレッシュ。今日は、オフィスの近くにどんな建物、施設、スポットがあるのか、書いてみたいと思います。

 

みなとみらいのランドマーク 「ランドマークタワー」

横浜みなとみらいに来たら、誰もの目に入るのが、ランドマークタワー。このランドマークタワーは一時期、日本一高いビルとして君臨。現在は他のビルに抜かれてしまいましたが、今でも観光として有名です。また、低層階はランドマークプラザとしてショッピングモールになっていて、高級ブランドの他、レストランやイベントなどでも利用されています。

太平洋の白鳥と呼ばれた「日本丸」

ランドマークタワーの前には1930年代に作られた大型帆船の日本丸があります。日本丸は現在観光用として展示されているだけですが、時々、帆を広げるイベントを行っているようです。見たい人は是非日付をチェックして訪れてはどうでしょうか?

IMG_9487.JPG

世界一の大きい時計台「コスモクロック21」

さらにランドマークタワーの隣にあるコスモワールドという遊園地でも人目を集める大きな観覧車「コスモクロック21」。この観覧車は世界一大きい時計台として登録されているようです。対岸からの眺めが最高ですし、乗っても最高です。約15分の観覧になりますが、よければスケルトン仕様のカゴが4つあるので、乗ってみてはいかがでしょうか?夜は30分ぐらい並びます。

IMG_4997.jpg

不思議なオブジェ「モクモク ワクワク ヨコハマ ヨーヨー」

ランドマークプラザとクイーンズスクエアの間にあるこのオブジェ。名前は「モクモク ワクワク ヨコハマ ヨーヨー」と言って、風の通り道、流れを意識し、「たなびく雲」をイメージして作られたようです。この周りには大道芸人が週末になると芸をしているので、興味のある人は訪れてはどうでしょう?私は個人的に、近くにあるフローズンヨーグルトが好きです。

 

横浜の文化と世界の美術を鑑賞できる「横浜美術館」

先ほどのオブジェから歩いて1分程のところにあるのが横浜美術館。こちらの前には大きな池が2つある公園のようになっていて、日向ぼっこやゆっくり時間を過ごす人がベンチに座っているなど憩いの場となっています。私もきばらしに時々ココらへんをゆっくり歩いては考えをまとめたり、ヒントをもらったりしています。当然、美術館ですので、自分の嗜好にマッチしていたら入って観てみるのもよいでしょう。

http://yokohama.art.museum/

私達の台所。新ショッピングモール「Markis」

MARKISは三菱地所グループのショッピングモール。若者、特に子育て層をターゲットにしたお店が多く出店しているショッピングモールです。地下には食料品スーパーやいわゆるデパ地下のような惣菜、おみやげのお店が多くあり、私達のお昼のお弁当やおつまみなどの台所として利用しています。また4階にはフードコートやレストランもあり、その日のお腹の具合とおさいふと相談してどこに行こうか決めることができます。

まだまだ魅力はたくさん!!

今回は徒歩5分圏内の施設、スポットを紹介しましたが、徒歩10分だともっと色々な施設があります。

  • 特徴的な形のインターコンチネンタルホテル
  • 海が綺麗な臨港パーク
  • オリジナルカップヌードルが作れるカップヌードルミュージアム
  • シアターとお買い物ができる横浜ワールドポーターズ
  • 不思議な組み合わせな、BMW&ポルシェ&ニトリ
  • The 横浜 横浜赤レンガ倉庫
  • 優雅に散歩 汽車道

是非観光がてらアットウェアオフィスに来てみてください!!

 

 

Atlassian ID 管理ツール Crowd

Atlassian ID 管理ツール Crowd

こんにちは 、 KEYチーム所属の円城寺です。

当社は Atlassian Expert と呼ばれる Atlassian 社のパートナー企業の一社として名を連ねさせて頂いております。

そんな当社ですが、あまり Atlassian Expert であることをアピールしていませんでした。
ということで、せっかく Atlassian Expert なので、Atlassian の記事を書いてみようと思います。

今回は、JIRA や Confluence などに比べて注目されにくいものの、
意外と便利な Crowd についてどのようなものかを書かせていただきます。


Crowd とは

Crowd とは Atlassian 社が提供する、ユーザー管理、シングルサインオンソフトウェアです。

公式には、

「使用、管理、統合がとても簡単なシングルサインオンとユーザー ID のためのツールです。
Active Directory、LDAP、Crowd 自身、あるいはそれらの組み合わせでも何でも、ユーザー情報を取り込めます。
アトラシアン製品、Subversion、Google Apps、独自アプリなど全てのアプリケーションのパーミッションを一箇所で制御できます。」

と説明されていますが、JIRA や Confluence に比べてマイナーであり、
最近では Atlassian のクラウドサービスである、Atlassian OnDemand が Atlassian Cloud に名称変更し、
Crowd と Cloud というややこしい事になったりといろいろあるプロダクトです。

そんな Crowd ですが、実は Atlassian 製品と連携することにより、ユーザーIDと権限(グループ)を集中管理することができ、
また、シングルサインオン環境を構築することも可能な縁の下の力持ちなプロダクトなのです。

Crowd 以外にシングル・サインオンなど同様の機能を持つプロダクトとして、shibboleth などが存在します。


Crowd ができること

  • アカウント管理の一元化

Atlassian 製品を通常の手順でインストールすると、ユーザーIDと権限管理は、JIRA であれば JIRA のユーザーと権限、
Confluence であれば Confluence のユーザーと権限というようにプロダクト毎の管理となってしまいます。
ユーザー・プロダクトが増えてくるに連れて、管理者視点からは、ユーザーアカウント管理コストの増加の問題、
ユーザー視点からはパスワード管理・変更のコストが増えるというデメリットがあります。
ユーザーIDを Crowd で一元管理する事により、管理者、ユーザー双方のID管理コストが削減できます。
また、ユーザーの削除漏れや権限付与・剥奪漏れなどの管理ミスが起こりにくくなり、それに起因するセキュリティリスクの軽減にもつながります。

  • シングルサインオンの実現

Crowd を利用することにより、JIRA や Confluence のID一元的に管理することができます。
ただ、IDの一元管理だけであれば、JIRA でも同様のことが可能であるため、わざわざ Crowd を使う必要はありません。
JIRA に対しては Atlassian 製品および、Crowd に対応した製品間でのシングルサインオンが実現できることが Crowd のアドバンテージといえます。

  • Atlassian 製品との連携

Crowd は Atlassian 製であるため、当然 Atlassian 製品との親和性が高いです。
JIRA や Confluence などの Atlassian 製品と Crowd との連携は、各製品の管理画面から簡単に設定することができます。
ただし、シングルサインオン構成を行う際には、設定ファイルの修正など、JIRA などシングルサインオンを提供される側の対応が必要です。

  • Atlassian 製品以外との連携

Atlassian 製品との連携は当然簡単にできる Crowdですが、Atlassian 以外の製品との連携も可能です。
使用するプロダクトの対応状況にもよりますが、Apache のBasic 認証を Crowd でおこなうことなどが可能です。
また、独自に Crowd との連携部分を開発することも可能で、自社のサービスを Crowd に対応させたりすることも可能です。


つぎは

さて、Crowd の概要はこのくらいにして、 (もし、続けば) 次回からは実際の Crowd のセットアップや、各サービスとの連携設定について具体的な例を上げてご紹介させていただきたいと思っております。

全文検索システム「Solr」の紹介

全文検索システム「Solr」の紹介

みなさん、こんにちは。lunettesチームの的場です。

肩書きはTechnical Promoterを名乗っています。 役割としては、新しい技術の利用を推進したり、技術レベルの底上げなどになります。

今回はチーム内のプロジェクトでよく使われているオープンソースの検索エンジン「Solr」を紹介します。

Solrとは

Apache Software Foundationで提供されているオープンソースの全文検索システムです。 全文検索自体はApache Luceneという同じくApache Software Foundationで提供されている全文検索エンジンを使用しています。

全文検索とは

全文検索とは、大量の文書から特定の文字や文章が含まれている文書を検索する仕組みです。

みなさんもよく使われているGoogleも全文検索の仕組みを使って世界中のWebサイトを検索しています。 また各Webサイトごとに全文検索を持っているものを多く、それらは各Webサイト内に限った検索が出来るようになっています。

全文検索を利用することによって、大量にある情報から必要な情報を得ることが出来るのです。

なぜSolrを選んだか

通常のWebシステムではデータの保存や検索にはMySQLやPostgreSQLなどのリレーショナルデータベースシステムを利用することが多いです。それらの中にも全文検索に対応しているものはありますが、標準機能ではなくてインストールが面倒だったり、成熟されていないため安定性に不安があったり、性能や機能面における拡張性に不安があったりします。

SolrはJavaのみで動作するためインストールは簡単で、利用者も多いため比較的安定しており、性能や機能面における拡張性も十分考慮されています。 また、日本人も開発に参加しているため、日本語の検索も考慮されています。

ただし、Solrを使えば全てのデータに対応出来るわけではなく、リレーショナルデータベースシステムで良く扱う関係性を持ったデータなどは不得意な場合もありますので適材適所という形になります。 チーム内のプロジェクトでもSolrと別のデータストア(PostgreSQLやCouchbaseなど)を併用しています。

次回はSolrの検索の仕組みを紹介したいと思います。

デジタルサイネージ計画Part1: INTELベアボーンDN2820FYKHにUbuntu desktopを設定

デジタルサイネージ計画Part1: INTELベアボーンDN2820FYKHにUbuntu desktopを設定

はい、福社長の北野です。先日Raspberry Pi2を買って、デジタルサイネージ計画を実行したのですが、若干パワーが思ったよりも足りないかな?と思いましたので、適当なものを探して春節のアキバをうろついていました。そこに、Intel NUC DN2820FYKHが飛び込んできました。なんと128GB SSDと合わせて19800円。メモリを別に買う必要がありますが、それを含めても2.5万円ぐらいで買えてしまいます。気がついたら、レジで「あれください!!」と言っていました。

買ったのがこれです。みなさんもお馴染みのドスパラです。まだたくさんありました。

さて、ベアボーンなので、買ってきただけでは、動きません。まずは最終組立が必要です。自分でPCを組み立てた経験がある人であれば、説明書なしで大丈夫でしょう。そうじゃない人は、説明書がついてますので、それの絵をみれば大丈夫です。 まずはネジで開けて見て、メモリとSSDを所定のところに差し込みます。コネクタが全然違うので、まちがって指すことはないでしょう。他は触らないこと。あと、電子機器を触る際は、アーシングをして静電気を逃がしましょう。例えば水道栓に触ったり、大きな金属に触れたりして。そして、それらを挿したら、差し込みがちゃんと奥までささっているか確認しましょう。

あと、ついでにこのコンピュータの端子を見ておきましょう。 ディスプレイはHDMI。キーボードとマウスはUSBでつなぎます。Bluetooth4.0もあるそうなので、セットアップ後に無線にもできそうですね。LAN端子もありますし、Wireless LANも入っているようです。あとはオーディオ端子と電源アダプタですね。必要最低限のものは揃っています。上の2つの口はファンの口ですね。ファンレスではないですが、かなり静かです。

さて、ディスプレイをつなげてスイッチを入れてみましょう。

案の定、立ち上がりません。それもそのはず、OSを入れていませんから。BIOSの設定の画面を見てみると、少しかっこいいです。

さて、OSを入れないとなにもできません。なにを入れましょう。ということで、Ubuntuを入れましょう。Ubuntuというのは、皆さんもご存知、数あるLinuxのディストリビューションの1つ。私が大学の頃はSlackwareとかあって、社会人になった頃にDebian、Redhatが出てきて、途中Miracle Linuxとかあったりしましたねー。Ubuntuに選んだ理由は、私が家で普段使っているのがUbuntu Desktopだからです。最新のLTS(サポートが5年あるもの)は14.04 LTSですが、家のマシンが14.04にしてから遅くなったように思ったので、このマシンには12.04 LTSを入れることにしました。本家サイトからダウンロードしてみましたが、2時間ほどかかるとのことなので、日本のミラーサイトを幾つか試してみたところKDDI研究所が7分ぐらいで落ちてきました。と、ここでCD-Rが無い。おっと、誤算。ネットワークインストールは以前試して遅かったので、ここはSDメモリーでやってみようと思いました。ちょうどあきばお~で32GBのSDをMicroSDと間違って買ってきてあったので、ここは使うしか無いと。ダウンロード終了後、md5sumでMD5をしっかり確認しておきましょうねー。

さて、ダウンロードしたISOファイルですが、それをSDカードに移しても起動してくれません。ここでUNetbootinを使って、ISOイメージをブータブルなイメージとしてSDカードに展開してもらいましょう。その後、SDカードをカードリーダー経由でベアボーンマシンに刺して見ると、無事Ubuntuがグラフィックインストーラーで起動しました。ここまでくれば、あとはWindowsのインストールとほぼ同じです。ロケールやキーボードの選択、ネットワークの設定、初期アカウント設定などを終えれば、10分程でインストール完了。無事Ubuntuマシンの出来上がり。

Firefoxを使ってブラウジングをした感触では、RaspberryPi2の4,5倍ぐらいはあるんじゃないか?と思いました。これで、デジタルサイネージのクライアント側のマシンの初期設定は完了です!次回は、これに色々アプリとか仕掛けを積んでいきます。

第 7 回 はんだ部 活動レポート

第 7 回 はんだ部 活動レポート

みなさん、こんにちは。KEYチームの矢納です。今日は1月のはんだ部の活動をレポートしていきたいと思います。

今まで何をしてたの?

最初に今まで何をしていたかをご紹介しましょう。と、いってもたいしたことは何もしておりません。電子回路の作成になれてもらうための活動。RaspberryPiにファンを接続して、そのファンを制御プログラムの作成。ホコリセンサーをRaspberryPiに接続し、掃除中の社内のホコリ状況を測ってみたりなどです。ちなみに、ホコリ状況ですが、掃除中はそんなにセンサー値は大きくありませんが、終わってから2時間後ぐらいに大きな値が出ました。推測ですが、舞い上がったホコリが落ちて来たのでしょう。

今まではこのような活動をしてました。とりあえず電子回路になれる、RaspberryPiの使い方を知るがメインの活動でした。

今は何をしているの?

では、今は何をしているのか?これから何をしていくのか?

これからは今まで作成したものを連携して一つのシステム?を作ろうかと思います。どんなものかというと、センサーで環境データを読み取り、そのデータにより、エアコン等を自動制御するものです。下図はイメージです。

これを作るにあたって、エアコン等を制御する部分を作成していきます。エアコン等はリモコンがありますので、そのリモコンの赤外線を一度受信し、同じ赤外線を送信するものを作成します。サンプル等もあったので、すぐにできると思ったら、全然すんなりと作業がすすみませんでした(ToT)

作業風景です

作業風景です

今後はこのシステム?を作っていきます。毎月第4土曜日に活動をしています。”こんな物をつくりたい!“、“私もやってみたい”という方は是非参加してみてください。もちろん、電子回路がわからない人や、ただ単にRaspberryPiを触りたい人でもOKです。興味のある方はご連絡ください。

Email: yanou at aware.co.jp

余談

Raspberry Pi 2 が発売されましたね

Windows10 Technical Preview のIEで近未来ES6を体験

Windows10 Technical Preview のIEで近未来ES6を体験

こんにちは、KEYチームリーダーの荒木です。

ECMAScript6はみなさん興味があると思いますが、ブラウザで直接体験することはなかなか出来ない状況です。 最近Windows10 Technical Preview(以後TP)でECMAScript6の実装がかなり進んでいることを知りちょっと使ってみました。

今回はWindowsAzureでWindows10TPを利用しました。 2月4日時点ではこんな感じです。

71%になっていてClassが12/15もありますね。

ちょっと触ってみます。

class-img.png

おおおっっ!!

まずは、Class。 次に、constructor、static methods、最後にprototype methodsです。

直接かけるのはやっぱり素晴らしいですね。

次回は、あまり実装がないextendsをやってみます。

ECMAScript6の環境がすぐそこまで近づいてきています。すごく楽しみですね。

なるほどわかった!Moodle Part1

なるほどわかった!Moodle Part1

みなさんこんにちは。Education Engineerの不破です。

EducationなEngineerである私は様々なOSSやツール・付随技術を駆使しながら教育現場向けのシステム開発に従事しています。

というわけで、今日は普段カスタマイズ開発しているMoodleについて書きたいと思います。 (今日は初心者編です。)

1.png

Moodle(ムードル)はオープンソースとして公開されているCMS(LMS)です。学校を始めとする教育機関はもちろん、会社における研修管理などでも活用されています。

moodle.netによると、全世界で52,981サイトのMoodleが存在しています。 https://moodle.net/stats/

ライセンスは?

GPL v3です。プラグインを開発した場合も同じライセンスが継承されます。

機能について

Moodleには授業や研修で使う機能が多数備わっています。一例を挙げると、

小テスト

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ブラウザ上で問題を出題し、学生に解かせる機能です。 小テストの設問項目は多数あり、

  • 多岐選択式
  • 穴埋め
  • 計算問題
  • 数式入力
  • 自由入力
  • 録音回答(画面上で音声を録音して、そのまま提出)

が一例としてあります。問題の種類はプラグインとして自分で作ることも出来るようになっています。

提出課題

テキストやファイルを提出させる事が出来ます。 課外学習のレポートなどを提出させるのによく使います。

フォーラム

4.png

掲示板機能です。受講者同士のディスカッションに使えます。

チャット

3.png

簡易的なリアルタイムチャットが出来ます。

その他

5.png

Moodle初期インストール時はこれぐらいあります。もちろんプラグインをインストールすれば、出来ることはどんどん増やすことが出来ます。moodle.orgからもダウンロードすることが出来ます。

開発者から見たMoodle

プラグイン追加で機能を追加出来ますが、このプラグインは勿論誰でも開発可能です。ここら辺も次回以降に書こうかなと思います。 開発にかかるドキュメントは公式ドキュメントサイトにまとまっています。

また、Moodle2.7から学生の行動ログをfluentdで解析できるようになりました。この辺りは次回以降に書きたいと思います。

初開催!!アットウェア x ホーチミンハッカソン!!開催レポート

初開催!!アットウェア x ホーチミンハッカソン!!開催レポート

初開催!ホーチミンでハッカソン

今回、アットウェアとしては初の海外開催となりました。 ベトナムのトップレベルのIT関連の学生が居るベトナム国家大学ホーチミン工科大学のComputer Science & Engineering学科の3年生、4年生の学生を対象として、アットウェア主催のハッカソン大会を2日間にわたって実施しました。

募集開始から多くのチームの応募があり、全部で16チームの参加。総勢約50名。ハッカソン会場はいっぱいっぱいになりました。会場は、ホーチミン工科大学のコンピュータ演習室2部屋を借り、2日間にわたっての戦いが始まりました。今回のハッカソンのテーマは、「スマイル」。これは昨年末に同様に日本の学生さんにも同じテーマ。日本とベトナムの学生の比較もできます。(笑)

ハッカソンの開始前、緊張する様子も無く、ニコヤカな雰囲気に包まれていました。ワクワク感の方が大きいのかもしれませんね。実はこのハッカソン大会は、インターンシップの選考も兼ねています。上位に入賞することにより、そのチームに所属している学生さんとして今年の夏に実施するインターンシップに日本に来れるチャンスが増すということになります。

はじめ!

弊社のベトナム人Huyにより、概要・ルールの説明後、さっそく開始。ぐずぐずしている暇はありません。ハッカソンはアイデアもさることながら時間との勝負。彼らの時間はわずか1日半。コンピュータルームを使える時間だと13時間しかないのです。 チームによっては、すぐに手を動かしているところ、ずっとアイデアを話しているところ、ハードウェアをいじっているところ、さまざま。3人の力を融合させて彼らのアイデアを具現化していました。ランチやスナックはアットウェアが用意。サポート・スタッフとしていろいろお役に立ちたいとは思いつつも、公平性を保つために彼らの能力以上のことは教えることはしません。またハッカソン途中に割って入って世間話をすることも邪魔になるので、実はスタッフとしてはなにもすることがないのです。笑

ソフトとハードの融合

16チームのうち2チームはハードウェアを持ってきて、それをハッカソンのネタに仕立てていくような作戦のチームもありました。半田こてを持ち出し、枕の裁縫をしたり。。結果発表が気になりますね。

成果発表

16チーム、全チームハッカソンで作成した彼らの成果を発表。発表会はすべて英語で実施することも参加条件の一つです。すべてのチーム、英語でプレゼンをやりぬきます。日本ではこうも行かないかもしれないですね。

最優秀チーム賞(1チーム)、優秀チーム賞(2チーム)の作品を紹介します。

最優秀チーム賞は、CE11チーム。Computer Engineeringコースの4年生3人で構成されたチーム。彼らのアイデアはIoT関連。彼らは意思を持つ枕を作って、抱きしめて上げると笑顔になり、抱き続けると枕も心地よくなって寝てしまうというものを作りました。また枕のみならず、安らぎの睡眠を与えるための要素としてスマホで家のライトを制御するというIoTスイッチを実装。実演もしてくれて会場を盛り上げてくれました。睡眠をうまくとることで人の気持ちも快適になり笑顔になるというコンセプトです。

優秀チーム賞、一組目は、YOLOチーム。Computer Scienceコースの3年生3人で構成されたチーム。彼らは、ベトナムには他国のような電子マネーがなく、今もなお現金でやりとりしていることが国民の中の一つの共通問題として提言。それを解決するためのeMoneyをこんなやり方で作っちゃえということでプロトタイプを作成。日本や他国にはカードタイプの電子マネーがあり、それをベトナムでも利用していくことで煩雑なやりとりもなくなり、結果として人が笑顔になるというもの。

もうひとつの優秀チーム賞は、YOLO Team チーム。Computer Scienceコースの4年2名で構成されたチーム。彼らのアイデアは音楽。chrome extensionで音楽プレイヤーを作り、コンピュータに触れている時には好きな歌を聞いたり、自分のプレイリストを他人に共有したりすることができる。辛い時、悩んでいる時、音楽を聞くことで気分を持ち上げたり、逆に幸せでいっぱいな時に聞いても、さらに幸せな気持ちになるということで人を笑顔にさせるというコンセプト。音楽の著作権の問題はあったものの、コンセプトやソフトウェアの完成度として今回のハッカソンの中ではトップクラス。またchrome extensionなので、すぐにでもデプロイすれば使えるようになるといこと。素晴らしい。

アフターパーティ

2日間のハッカソンお疲れ様でしたパーティを成果発表後に開催。優秀賞の発表もそのパーティの席で実施。表彰式および副賞の賞金も授与。全チーム、ハッカソンにて成果を出すことができたので、優秀賞を3チームにのみ授与するのは厳しい判断になったと、私の方から説明。本当に全員のチームに賞状を用意するべきだったなぁと反省しました。 また、Kindleと洋書をプレゼントするミニゲームも実施。ジャンケンでやりましたが、ベトナムではジャンケンも通じるようです。 本当に楽しかった2日間。ハッカソンの時には話に割って入ることができませんでしたが、パーティの時には積極的に学生さんと話ができて、学生さんの将来の話とか、アットウェアへの会社としての質問などの回答ができてよかったです。また来年やりましょうね!

see you again!

今回彼らと友達になることができて本当によかったです。 彼らの中で数名はこの夏インターンシップに日本でやってきます。それだけではなく、将来のどこかで一緒に仕事ができることを楽しみにしています。

プロジェクト技術紹介

プロジェクト技術紹介

認証基盤

みなさん、こんにちは。KEYチームの矢納です。
最近ますます寒さが厳しくなってきましたね。体調を崩さないように気をつけてください。

さて、今回は認証基盤開発プロジェクトの紹介を行いたいと思います。 様々なクラウドサービスを簡単に使うことができるようにするためのプロジェクトです。

このプロジェクトで重要になるのは、やはり認証部分になります。強固な認証、ですが認証は簡単に。 また容易にクラウドサービスを使えるということで、ユーザ管理等もできなければなりません。

認証

認証の基本部分はミドルウェアに任せており、様々な認証プロトコルに対応しています。複数の認証プロトコルを利用していてもセッションを共有してくれます。

また、認証の情報を保存しておくDataBaseは、高稼働性、ハイパフォーマンス、容易なスケーラビリティなものを利用しています。莫大な認証情報、大量不可が想定されるなかで稼働し続けるものを選択して利用しています。

さて、少し認証の部分について話していきましょう。

強固な認証

従来の認証だと、ID/パスワードの認証だけです。このシステムでも基本の認証はID/パスワードで行います。ですが、パスワードはあまり変更が行われない、簡単なパスワードがよく使われたり、ID/パスワードはブラウザに覚えされる事が多いのでID/パスワードだけではとても強固な認証とは言えません。そこで今回のシステムでは、ワンタイムパスワード等を利用した2段階認証を取り入れてあります。

また二段階認証だけではなく着信認証を行うことができます。ID/パスワードを入力した後に、そのユーザに設定されている電話番号に電話がかかってきます。そこで認証コードを入力することにより認証成功となります。

容易な認証

さて、2段階認証などを行うことにより強固な認証を行うことができます。ですが、毎回クラウドサービスに直接アクセスし無ければならないのでしょうか?利用しているクラウドサービスが少ないのなら良いのですが、たくさんのサービスを利用する際に、直接アクセスのためのURLを覚えるのも、それらのブックマークを全てとるのは面倒でしかありません。

そこで各クラウドサービスへの入り口を一つにするポータルの出番です。このポータルにログインするだけで各クラウドサービスへのログインが可能になります。これで1回認証をすませば各サービスを利用できるSSO(Single Sign On)の実現です。

アーキテクチャ

各クラウドサービスへの利用は容易に行うことができるようになりました。では、ユーザ・セキュリティ等の管理はどうでしょうか?。それらを各々サービスで行うのは大変です。そこで、それら操作は一つのポータルから管理を行うことができます。では、このポータルはどのように作られているのか見てみましょう。

シングルページアプリケーション

Web画面はシングルページアプリケーションとして作られています。操作をする度に画面がフラッシュされることなく、スムーズな作業を行うことができます。これを実現しているのは、フロントMVCの一つであるBackbone.jsを使っています。jQueryでは面倒であったイベント処理やRESTなリクエストを送信するのは非常に楽ができます。また、Backboneだけでは少々手が届かない部分に手を加えてくれるMarionette.jsも使用しています。

バックサイドはJava

バックサイドはJavaで書かれており、WebフレームワークとしてSpringを使用しています。Spring4系のフレームワークを利用してアプリケーションが作られています。バックサイドはSpringをメインで使いますので、Springを使って簡単なWebアプリケーションを自分で作れるようになりました!管理側のDatabaseにはPostgresを使用しており、Version9から実装されたJSON型を使用しています。JSON型にすることにより、カラムの増減が発生した際の作業が軽減されます。また、JSON内部のパラメータを直接条件にも書くことができますし、インデックスもはることができます。

認証系と管理系は疎結合

管理系で追加したユーザは認証のDataBaseに反映する必要があります。直接認証DataBaseに修正をかけても良いのですが、認証系単体でも動くシステムなので認証系と管理系のシステムは疎結合で作られています。そこでユーザ等を作成した際には一部のステータスを変更しておき、予約状態にします。予約状態になっているデータを認証系へプロビジョニング(データ反映)をおこいます。いわゆるバッチですね。このバッチの部分もSpring系のフレームワークでSpring Batchを使用しています。データ取得部分・処理部分・後処理部分と構成が分かれており、基本的には処理部分を増やしていく形となっています。

システムの全体像

システムの全体像

最後に

さて、いかがだったでしょうか?認証基盤開発プロジェクトの大まかなシステムの説明を書いてみました。色々と省略して書いてしまった部分もあるので、"もっと詳しく知りたい"、"ここはどういう意味?"などと質問がある方は下記のメールまで気軽にメールしてください。答えれる範囲でお答えしていきたいと思います(^^;;

では、皆さん体調を崩さずに!!

Email:yanou at atware.co.jp

'14冬 スマイルハッカソン Tシャツを抽選で2名の方にプレゼント

'14冬 スマイルハッカソン Tシャツを抽選で2名の方にプレゼント

スマイルハッカソンTシャツを2名の方にプレゼント

新年あけましておめでとうございます。 スマイルハッカソンのスタッフおよび参加した学生さんへ配布した限定30枚製造したTシャツです。

アットウェアのデザイナーによりデザインされ、UNIQLOのUTMEによりオーダー。高品質な厚手のTシャツになっています。

こちら、2つの在庫がありますので、抽選で2名の方に差し上げます。 しかし、サイズが、XLのみです。すいません。

以下のフォームにご連絡先を明記し、ご応募ください。応募は、アットウェア勤務関係者(社員、ご家族、協働者)を除いて、どなたでも可能。 なお、当選は発送をもって返させていただきます。締め切りは1月末。

着るとこんな感じになります。スマイルハッカソンの様子はこちら

スマイル!スマイル!ハッカソン!

スマイル!スマイル!ハッカソン!

学生版ハッカソン

年末の12月27日、28日(アットウェアとしての年末の営業終了後ですが、、)に、横浜みなとみらいアットウェア本社および函館ラボラトリーにて全国から学生が集まり、2日間のハッカソンイベントを開催しました。

はじまりは"緊張?!"。でもテーマは「スマイル」

ハッカソンのテーマは「スマイル」。人を笑顔にさせる、ということをテーマに、あらかじめ決めらたお題について知恵を絞って何を作るかも学生自身で考え、どうやって作るかも学生自身で考えて、この2日間に注力するイベント。スマイルハッカソンは寒い年末の中、熱い戦いの場にもなりました。 ガイダンスを受けるときのみなさんの表情は真剣そのもの。みんな緊張していましたね。

"和み"のあるアットウェアオフィスでハッカソン!

今回の参加チーム数は全部で6チーム。それぞれのチームが2名から3名の学生メンバで構成され、いずれもツワモノ風。自分たちのアイデアと技術と愛嬌をうまく融合させ、黙々とハッカソンに集中していました。彼らの作業場所は、年末の大掃除が終了したアットウェアオフィス。綺麗に整頓されたオフィスの共有スペースを活用し、自分たちの心地よい開発ができる場所を自由に探して場所を確保。自由なスタイルでのハッカソンにどのチームも満足気な様子でした。

途中途中コーヒーやお菓子、ラジオ体操をしたり、リフレッシュすることも効率的な開発を進める上では重要です。アットウェア社員のサポーターによりお菓子やケーキ、コーヒやラジオ体操などの提供がありました。

結果発表!

1チームあたり15分のプレゼンとデモンストレーション。 どのチームもコンセプトがユニークで非常に面白い成果発表になりました。デモンストレーションではうまく動かないチームや実装が途中になったものもありましたが、皆が2日間一所懸命に取り組んだこと称え合って終了しました。

結果発表後、審査、投票。

審査の結果、最優秀賞はなんと同点の2チームとなりました。

懇親会では、参加学生同士やサポート社員の交流を行い、アットウェアのオフィスの中の畳スペースで酒盛り(二十歳未満は酒禁止)を。お互いの健闘を称え合ったり、アットウェアや社会人になるということのテーマで話しは絶え間なく続いていました。結局、宴は最終電車あたりまで続きましたとさ。

総評

学生さんを集めてのハッカソンはアットウェアとしてもはじめての試みでもあり、いろいろと行き届かない点があったかもしれません。しかし、学生さんのパワーは本当に頼もしいものでした。想定した以上のアイデアと技術を兼ね揃えており、今後の日本を背負っていく彼らをもっとサポートしていきたいと思っております。今後とも交流していきましょう! Keep in touch!

また、最後になりましたが、年末の忙しい時にハッカソンに参加いただいた学生さん、および社会人混成チームへ加わっていただいたウルシステムズ株式会社の百々様、特別審査員として出席いただいた同じくウルシステムズ株式会社の平澤様に感謝いたします。あとサポートに来てくれた学生さん、アットウェアサポート社員、差し入れをくれた方々、本当にありがとうございました。

参加学生とサポートメンバとの集合写真。函館とは常にビデオ会議システムで接続していました

参加学生とサポートメンバとの集合写真。函館とは常にビデオ会議システムで接続していました

10年

10年

10年前のあの日、松舘と二人で川崎の法務局に行き、登記申請したのがまるで昨日のよう… ではなく、本当に遠い昔のことのように感じます。会社を作るということはどういうことなのか、全く理解もせず想像もせず、ただちょっとラベルが変わるくらいに捉えていたかもしれません。ただ、何の根拠もないのにはっきりと、仲間と一緒になんか楽しそう、おもしろいことができるんじゃないかと思ってました。これを夢と言うにはおこがましい。

私はまちがいなく運がいい。前職を辞めるキッカケとなった人や起業時の仲間、そして起業後の節目となる仕事や出来事、場面場面で助けてくださったり切磋琢磨できる多くの方々との出会い。全てが順調にいったわけでもなく、大きな失敗や共に夢見た仲間との別れ。中小零細企業の社長誰もが経験するであろう苦しみも経験しました。「家庭と仕事どっちが大切なの」なんて言葉じゃ済まないようなこともありました。 それでもこうして36名もの仲間と共に10年という節目を迎えられたのは、やっぱり運がいい。これまで百に迫ろうかという程の数のお客様とやりがいのある仕事をさせていただけたのも、やっぱり運がいい。

今ははっきりと「夢」といえるようにもなりました。「成長」と「チャレンジ」を明確に意識できるようにもなりました。頭で考えてばかりじゃとてもできなかったであろうことにも恐れをなすことなく取り組める仲間達も増えました。

すばらしい10年でした。これからの10年がもっとすばらしい時間になりますように。 惜しむらくは、起業を応援してくれて、いっぱい苦労を掛け、この日を最も喜んでくれたであろう人と10周年の祝杯をあげれなかったことが残念です。

創立記念日

創立記念日

Advent Calendar最終日のクリスマスイブ、みなとみらいはいつにも増して厳かな、夢のある活気に包まれています。街を行く家族連れ、恋人達、皆幸せな温もりを楽しんでいるようです。

とかく年末に向け積み重なる仕事をこなす夕刻の最中、日頃仕事に経営に教育に多方面のご協力とご支援を頂いている企業の方より思いがけぬ訪問を頂きました。本日を以て設立から丁度10年、お祝いに沢山のシャンパンを差し入れ頂き、感謝・感動と共に忘れかけていた10年を思い出すキッカケを残して下さいました。 第10期の開始と本社引っ越しを兼ねたパーティを開催したのは昨年末、外の活気とは対照的に今年は極めて静かなこの日を迎えました。

社員の殆どが当時を知らぬ今、当時とは比較にならぬ程のポテンシャルを実感しています。様々なスキル、特徴、強みを持った社員が集い、各々の目指す理想が組織としての強みに変化していく様を現在進行形で眺めているようです。Autonomyを大切にし、社員にも言い続けてきた方針に間違いはないと自信を持っています。

まだまだ小さな組織ですが、社員も増え、社員の家族も増え、我々が社会に与え、社会から頂いたしあわせは何倍にも増えたことでしょう。もちろん苦労も数多く経験して来ましたが、経験を重ねる毎にしあわせも増え続けていると確信しています。

10才の誕生日を迎えたこの日もまだまだ通過点、次の5年、10年後の理想に向けてまだまだ道半ば。しあわせを追い求める姿勢を持ち続け、知恵と経験で世界を変える企業へと成長を続けて欲しいと切に願っています。