新人研修

新人研修

12月20日は今年度新卒入社の武永が担当します。

アットウェアの新人研修は4月〜7月の4ヶ月間の技術研修があります。
今回はこの新人研修についてお話させていただきます。

この記事の画像が季節外れの桜になっているのは新人研修といえば春だろうという安直な考えから画像を選ばせていただきました(^_^;)。

ここ数年、新人研修はお付き合いのあるIT企業様と合同で行っています。
今年度の新卒入社は私一人だけなのですが、新人研修を通して同期と呼べる仲間ができて非常に楽しく充実した時間を過ごすことが出来ました。

4月「C言語研修」

まず4月はC言語研修を行います。
C言語を題材にプログラミングの基礎、メモリとポインタの概念、アルゴリズムとデータ構造の基礎を学びます。また、Linux環境で実習することでLinuxの操作にも慣れます。

5月「Java基礎」

5月からはJavaを学んでいきます。
Javaの基本文法、開発環境、使用頻度の高い標準ライブラリ、オブジェクト指向の概念・設計手法を学びます。

6月「Webアプリケーション開発基礎」

6月はWebアプリケーションの開発について学びます。
Webアプリケーションの動作原理、ServletやJSPなどJavaEEの基礎、データベースとSQLなどWebアプリケーション開発に必要な最低限の技術要素を学びます。

7月「システム構築実習」

7月はチームに別れて自分達でWebアプリケーションシステムの構築を行います。
与えられた要件定義を元に、Webアプリケーションシステムの設計~開発~テストまでをチームとなって役割分担して開発します。

設計書を相談しながら作成し、講師の方に指摘を受けて修正の繰り返しで非常に難しい作業でしたが、最終的にはチームで協力して1つのWebアプリケーションを作成することができて非常に達成感がありました。

以上が今年度の新人研修の基本的な流れになります。
その他に「特別講義」という講義の時間が週に1、2回あります。
内容としては

  • 単体テスト
  • 結合テスト
  • SQL
  • Android基礎
  • HTML/CSS

などがあります。
なかには社長自ら講師となり私達に教えていただく時間もありました。

下の画像は新人研修の最後に行った成果発表のものになります。

アットウェアではこのような新人研修を行っています。
基本的な文法から教えていただけるので、プログラミングをほとんどやったことがなかった同期もどんどんプログラムが書けるようになっていきました。

非常に充実した新人研修を受けることができたと今振り返ってみて改めて感じています。

はんだ部 ~社内活動~

はんだ部 ~社内活動~

12月19日はKEYチームの矢納が担当します。Advent Calendarを始めて書くものですから、何を書いていいのかさっぱりわからない状態です。

ということで、社内での活動を紹介をしたいと思います。その名もはんだ部です。

名前からも推測できる用に、はんだごてを使って、基盤に部品をつけて何かを作っています。と、言いたいところですが、実際にはんだを使ったのは1回だけです(・ω・)。

では、実際にはどのような活動をしているのか見ていきましょう。基本的には月1回活動しています。中身は電子回路を触ってみたい人に少しレクチャーしたり、実際に回路を組んでもらったりをしてもらっています。実際に組んでみた回路です。

いやー何をする回路全然わかりませんね。これは3つの入力だけで隅っこに写っている7セグメントLED(デジタル数字を表示するやつ)を光らす回路です。実はこれ正しく動作しません(^^::

はんだ部ではRaspberryPiという小型コンピュータを使って、物とインターネットをつなげての制作にも始めています。センサー等で環境値を読み取り、それらのデータをソフトウェアで制御する何かを作ります。

 

実は部員が私と社員が一人しかいません(ToT)電子回路を触りたい人、RaspberryPiを触ってみたい人、色々な人を募集中です。社内・社外・学生、どんな方でも大丈夫です。興味のある方はご連絡ください。では、今年も残りわずかですが、楽しんでいきましょう!!

Email: yanou at atware.co.jp

飛行機の楽しみ方

飛行機の楽しみ方

全国的な寒波で北海道は記録的な大雪、昨年と比べると1ヶ月は冬が早まった様子です。 空の移動は直前まで予断を許さず、欠航は免れども遅延や空中待機、果ては出発地へ引き返す。。。

Adventカレンダーの18日目はストレスフルな空の旅をちょっぴり楽しむ秘訣を記してみます。

そのそも飛行機は鉄の塊、空を飛ぶとは信じられぬと鉄道主義を貫く方もあるかも知れません。

遠い学生時代の記憶で、飛行機の羽の上下を通る空気の速度の違いにより圧力の低くなった上方に羽が引っ張られるからとベルヌーイの定理で説明された多くの方は騙されています。これだけで浮揚するほど鉄塊は軽くありません。

河原の水面で石切り遊びをするように、前方に上向いた羽の確度により羽が空気を押し下げ、反作用の法則で機体が浮く。が、これも不十分。アクロバット飛行では反転した途端に地面へ向かって急降下です。

細かい説明は流体力学を必要としますのでGoogle先生で調べて頂くとして、ポイントは後ろが尖った羽の形状と、これにより発生する羽付近の渦が深く関係しています。飛行機の離陸時、羽が作り出した渦の残骸が後方に見えたら安心して空の旅をお楽しみください。

もうひとつ、みなさんは「まんまる」な虹を見たことがありますか?

虹は光の屈折と反射と人間の目が生み出す現象です。

太陽光という平行光線が水滴の表面で (1)屈折して水滴内部に侵入、(2)水滴と大気の境界線で反射、(3)再度水滴から大気へ飛び出す際に屈折、この(1)と(3)の屈折による入反射の最大確度は光の波長により若干の差を生み出します。つまり赤~青の光の波長の違いがプリズムの如く分離されます。

(2)の反射により虹は必ず太陽と人間の頭の延長線、すなわち人間の目から見て太陽を背にした真反対を中心に現れます。日本では南の方角に決して虹は現れません。

雨上がりの午後、太陽がある程度低くい時間帯に虹を見やすいのは、太陽光を浴びつつ遠くの水蒸気による反射を観測できる為です。

この理屈により、太陽と雲の間を飛ぶ飛行機は絶好の虹観測ポイントです。太陽と飛行機の延長線上の雲に映る飛行機の影を見つけてください。雲と飛行機の距離や雲の状態にもよりますが、影の周りにまんまるな虹を見出すことが出来るでしょう。

ちなみに、虹の周りにもうひとつの大きな薄い虹(副虹)を見たことはありますか?

これは(2)の反射の後もう一度水滴内で反射してから大気へ飛び出した光の産物です。よく観察すると主虹とは反対の順に色が並んでいます。

狭い機内での長旅、少し物理学の豆知識を備えておくと自然の美しさを楽しめます。

Rouleur

Rouleur

こんにちは。本日のAdventCalendarを担当させていただきます、円城寺です。

私は「ルーラー」という肩書を名乗らせて頂いています。 耳慣れないと思いますが、ルーラーとは、自転車ロードレースの競技者のタイプの一つです。

詳しい解説はwikipedia にお任せしますが、

ざっくりいうと、チーム競技である自転車ロードレースにおいて、風よけになったり、食料を運んだりと、チームのアシストを担う役割がルーラーです。

なぜ、ITエンジニアの肩書に自転車用語と思われるかもしれませんが、 システム開発、中でもアジャイル開発手法であるスクラムの役割の中にスクラムマスターという物があります。 この役割はサーバントリーダーとも言われ、チームが最大限の成果を発揮できるようにアシストするという役割です。

チームがより楽しく仕事ができる一助になりたいという願いと、自転車アピールを兼ねてルーラーと名乗らせて頂いています。

アットウェアの社員も、当然皆多様な趣味を持っていますが、その中で最大級の人口を誇る(っていた)のが実は自転車です。

そのような背景もあり、社内には「チームすずめ」という自転車同好会があります。

皆でまったりとサイクリングなどを楽しんだり、エンデューロと言われるチームリレー形式の自転車イベントに参加したり、マイペースで自転車を楽しんでいます。

主な活動場所は、三浦半島、ヤビツ峠(表、裏)、境川サイクリングロード、湘南、鎌倉など神奈川方面ですが、江戸川サイクリングロードや、道志みちなどにも出かけたりします。

今年はメンバーの予定がなかなか合わず、活動回数が少なかったのですが、来年こそはもう少し活発に活動したいと思っています。

私も「ルーラー」として、そんなチームの状況を見るにつけ、なんとかしてモチベーションをあげられないかと考えた結果、やはり一緒に走る仲間が多くなればチームのモチベーションも上がり、活動頻度も上がるに違いないという、他力本願な作戦を考えつきました。

というわけで、チームすずめでは「一緒に走ってもいいよ」と言ってくれる仲間を募集中です。

アットウェアに関わりのある方も、ない方も、リクルート活動の一環としてでも一緒に楽しんでもらえるなら大歓迎です!

Facebook page (更新してない!)、もしくはアットウェアのコンタクトフォーム(会社公認なので)OK(なはず!)から、ご連絡お待ちしております!

英語

英語

atWare Advent Calendar 2014 の16日目です。

社内の英語事情について。 既にAdvent Calendarにも二回、英語のエントリが投稿されていますが、現在、アットウェアには日本国籍でない社員が三名在席されています(年明けにもう一名入社の予定です)。うち二名は訪日してまだ間もないため、やや差はあるものの日本語が堪能なわけではありません。必然的にコミュニケーションをとるために、彼らは日本語を学ぶと共に私達日本人は英語を話す努力が必要になります。残念ながら(お恥ずかしながら)、私は全く英語がしゃべれません。これまでも何度か海外に渡航するたびに英語でしゃべりたいと思うものの(Nintendo DSの英語漬けをやり始めるわけです)、日常的に使う機会があるわけではないのでじきに忘れてしまいます。しかしながら、社員に自分の言葉で想いを伝えられないというのは極めて問題なわけで、慌てて学び始めるという状況にあります。同様にこれを機に英語の勉強を始める社員が増えてきました。オーソドックスに英会話教室に通ったり、流行りのSkype英会話やWebのオンライン学習などなど。何よりネイティブスピーカーがすぐ近くにいるわけですから、ランチを一緒に取る時間など、英会話する機会には事欠きません。単に観光で訪問しただけでは触れない異国の文化や生活の様子などを知れるというのもすごく楽しいです。着実に英会話力が上達している…かはともかく、外国人に話しかけることへの抵抗はずいぶんと減ったのは間違いありません。

昨年夏前に社内で揃ってTOEIC(IPテスト)を受けました。半年が経過したので、再び揃って受験の予定です。半年の成果がどう点数に現れるか。不安でもあり、楽しみでもあります。

コミュニティ支援

コミュニティ支援

atWare Advent Calendar 2014の15日目です。

今日は社外のコミュニティへの参加、支援について。 アットウェアでは社員に対して社外の技術コミュニティ等への参加を推奨しています。我々エンジニアは、常に新しいことへの関心、技術の習得が欠かせませんが、アットウェアという数十人のコミュニティで得られる範囲は限られています。もちろんWebや書籍・雑誌などで得ることは可能ではありますが、それ以上に社外の様々な環境に従事している人であったり、より先進的な人と直接コミュニケーションを取ることで得られる幅や深さは比べ物になりません。また、逆に社内に蓄積された技術を社内だけに留めるのではなく、積極的にそれを求める社外の人へも伝えることで、フィードバックという直接的にアットウェアに還流してくるのはもちろんのこと、日本のIT業界全体の活性化と技術力の底上げが結果的に(間接的に)アットウェアの技術者の技術力の向上にも繋がっていくと考えています。

社員が個人的にコミュニティ活動や勉強会に参加しているのは数知れず。ここでは社員がコミュニティの中心となって、あるいは勉強会の会場提供などで深く関わっているコミュニティを幾つか紹介します。 たまたま、先週末、横浜みなとみらいの本社で二つのコミュニティが活動をしていました。

日本Javaユーザグループ

日本のJava開発者/利用者のコミュニティです。Javaユーザグループ(JUG)は世界中にありますが、規模や活動の濃さでは世界有数を誇るようです。また、JJUGは単なるJavaコミュニティではなく、日本中にあるJavaに閉じない様々なコミュニティのコミュニティを標榜しています。 アットウェアは設立時からJavaを中心的な技術基盤として成長してきていることもあり、JJUGの設立当初から支援をしてきました。

はこだてIKA(IT Knowledge Association)

函館市を中心とした北海道・道南地区において、IT産業の活性化、ITによる産業の活性化、技術・知識の普及、技術者の育成を目指して結成されたコミュニティです。地方ではありますが、新しい技術、動向を積極的に取り込み、基礎的な技術を若い世代へ継承していくためのコミュニティを目指しています。 アットウェアの函館ラボラトリが地域貢献の一環として、設立当初から支援をしてきました。

アジャイルプロセス協議会

アジャイルプロセス協議会は、日本におけるアジャイルプロセスの普及/推進、情報交換などを目的とした企業等の法人/団体によるコミュニティです。今でこそ大手SIer/ユーザ企業もこぞってアジャイルプロセスの導入を進めていますが、2000年代前半のまだ日本でのアジャイルプロセスの認知度が高くないころから日本のSI/受託ソフトウェア開発モデルに適合したアジャイルプロセスのあり方、契約方法などを検討、推進してきました。 アットウェアの社員が個人的な活動として設立に関わるとともに、長く会員企業として参画しています。

CODE FOR KIDS YOKOHAMA

小学生ぐらい以上の子供を対象とした、コンピュータ教育をボランティアベースで実施していくコミュニティです。近年、小学生世代のプログラミング教育が注目されていますが、海外のDevoxx4Kidsなどの活動に比べて日本でのボランティアベースの活動は盛んではありません。よこはまという地域を起点に大人も楽しめる活動を目指した設立された若いコミュニティです。 アットウェアの社員が設立メンバーとして、また活動の拠点として支援をしています。

よこはまクラウド勉強会

おもに横浜に関わる、ふつうのソフトウェアエンジニアを対象とした勉強会です。クラウドに関わる幅広いソフトウェア技術を取り扱います。あえて地域に閉じたコミュニティとすることで、参加の敷居を下げ、あらたな横の繋がりができることを目指して活動をはじめてまだ数ヶ月のコミュニティです。 アットウェアの社員が設立メンバーとして、また活動の拠点として支援をしています。

その他にも、Couchbase JP日本Androidの会横浜支部 など、社員が関わっているコミュニティは非常にたくさんあります。アットウェアの社員を見かけたら、ぜひ声をかけてください! また、IT系技術コミュニティに無償で会場を提供しています。ご興味のある方はご連絡ください。

ボードゲームでリアルなコミュニケーション

ボードゲームでリアルなコミュニケーション

ボードゲームでリアルなコミュニケーション

この記事は atWare Advent Calendar 2014 の14日目の記事です。

今回は社内で不定期に行われているボードゲームにまつわるお話をご紹介します。

ボードゲームの魅力

ボードゲームは複数人が一つの座面に向かって対戦するゲームです。将棋や囲碁のように無言で心理戦や戦況を読む力や手を考えてするもののタイプと、わいわいと話しながら楽しむものの2つに分かれます。今回ご紹介するのはわいわいとするタイプのケースについてお話します。

私が考えるボードボードの魅力としては、対面でリアルなコミュニケーションをとれるところにあります。また、それだけでなく実際にふれあえるという所もポイントにあるなト感じています。

モノポリー

スクラブルやライフなど幾つかのボードゲームが置いてありますが、社内で流行っているがモノポリーです。(私が持ち込んだものです!)

モノポリーをご存知の方は多いかと思いますが、wikipediaから引用し説明するとこんな感じです。

モノポリー(英語:Monopoly)は20世紀初頭にアメリカ合衆国で生まれたボードゲームの一つである。世界中に愛好者を持つ。プレイヤーは双六の要領で盤上を周回しながら、他プレイヤーと盤上の不動産を取引することにより、同一グループを揃え、他のプレイヤーから高額なレンタル料を徴収し、自らの資産を増やし、最終的に他のプレイヤーを全て破産させることを目的とする。モノポリーとは英語で「独占」を意味する。

相手を破産させるゲームなのです。誰かと協力しながら資産を増やすのではなく、自分以外の誰かとうまく交渉し自分と相手に有利な条件を模索し成立させていかなくてはなりません。最終的には自分が勝つ確率をあげる事が最も重要です。

複数人でプレイする場合、交渉せずに勝ち抜く事は類いまれな運をもちあわせない限り、非常に困難なものとなります。

アナログとデジタル

私がボードゲームを好きな理由な一つとしてアナログな感覚を楽しめる所です。普段仕事でも感じている所ですが、アナログとデジタルのバランスを如何に保って、気持ちよくストレスをかけずに効率的な作業が出来るかという事を考えています。仕事で言えば例えばこんな所です。

アナログ

  • タスクカードを手書き
  • バーンダウンチャートを手書き
  • ふりかえりの意見をポストイットで
  • タスクかんばん
  • 対面でミーティング
  • 雑談

デジタル

  • ITSでタスク管理とコメントフォロー
  • チャットでディスカッション
  • イイネ!
  • TODO管理
  • コードレビュー(Bitbucketなどの機能を使う)

アイディアや良い発想は雑談から生まれるともいいます。如何に雑談が大事かは誰かと共に何かを成し遂げた事がある方は思い当たる所も多いのではないでしょうか。また、何かの調整毎をする時、チャットや課題管理でするのかそれとも対面でするのかは大きな違いがあるでしょう。両方必要かもしれません。私はタスクカードを作る時手書きは好きではありません。でも、タスクカードを手で動かしたり・集まった束や溢れている場所を見て直感的にわかる感覚は好きです。(特定のレーンたとえばDoneやTestに溜まっている様子など)

なので、Excelで無機質なリストを作って優先度や状態を色付けやフィルタして変更するのではなく、タスクボードっぽい移動ができるTrelloJIRA AgileのあのUIが好きです。

私がモノポリーで試したアナログとデジタルがありますのでご紹介したいと思います。

  • お金をキャッシュカードでやり取りして計算を簡単に
  • iPadでモノポリー

まず一つ目ですが「 お金をキャッシュカードでやり取りして計算を簡単に」という事を試してみました。アメリカでは「Monopoly Electronic Banking」というエディションが発売されており、紙の紙幣ではなくキャッシュカードを機械に差し込んでお金のやりとりができるというものです。これを初めて見た時は「なんていう画期的な事を発明したんだ」と思ったのですがレビューを見て「面倒くさい」と書いてあって、実際に試してみようと思いアメリカから取り寄せてみました。

2つのボードで実際にやってみたのですがやはりキャッシュカード式は面倒くさかったです。1秒程度の待ち時間がありリズムに乗れないのです。逆にアナログな場合はどうでしょうか?手で手持ちの紙幣を数え頭で計算します。細かい端数がでる場合などは時間が余計にかかる事があります。ですが、コミュニケーションしながら進めている事によって体感的にはこれがストレスになる事はありませんでした。実は手で渡すというこのコミュニケーションがとても重要な役割を果たしているという事が、試してみて初めてわかったことでした。

エレクトリックエディションは片手で足りる程しか利用されていませんが、クラシックエディション(紙の紙幣版)のボードは100回位は使われているんじゃないでしょうか。

二つ目の「iPadでモノポリー」も同様でした。メンバーは同じでも駒を動かすという行為、交渉の条件をタッチで提示するという行為はアナログの魅力に勝てませんでした。今もアナログが生き残っているということは、そういう事なんだなと再認識し、アナログとデジタルのバランスどりが気持ちよくリズムに乗れる秘訣なんだと言う事がわかりました。

弊社ではアナログ派・デジタル派の方様々です。チャットがそれほど好きじゃない方、ホワイトボードが大好きな方、朝会(スタンドアップミーティング)の有無など。ちょっとした感性や考えの差が個人のツール利用度やプロジェクトやり方(プロセスや手法)に影響して、やり方が違います。話を聞いてみると「なるほどなー」と思う事も多いです。違う考えがある事を受け入れうまくやっていくというが最近の私のやり方です。(自分の好みや主流な新要素も取り入れつつ)

まとめ

ボードゲームは人の様を映す非常に面白いゲームです。今回はアナログ・デジタルの視点でご紹介しましたが、機会があれば「交渉」の視点でもご紹介できればと思います。

アットウェアではボードゲームに興味のある優秀なエンジニアを常に募集しています。興味のある方は、ぜひ一度アットウェアに遊びにきてみてください!一緒にモノポリーをやりましょう。 :-)「IT業界人だらけの横浜モノポリー大会」も実施できたら面白いなと考えています。

enjoy communication!!

Professional Mind?

Professional Mind?

みなさんこんにちは。Education Engineer(社会人2年目)の不破です。

今日は「プロフェッショナル」について書いてみたいと思います。

「プロフェッショナル 仕事の流儀」

私はNHKで放送している「プロフェッショナル 仕事の流儀」というテレビ番組が大好きで、いつも録画しています。 今まで放送された中でも特の心に響いているのは、鈴木健次郎さんというパリで活躍されているテーラー(洋服を作る人)の放送です。

http://www.nhk.or.jp/professional/2013/1209/index.html

鈴木さんは若くして有名老舗メゾンで活躍され、今では自分の店を構えるまでに至っています。 それでもパリでは「外国人」ということで随分と苦労をされていたようです。 そんな状況でも、諦めずに努力を怠らずに仕事に打ち込み今があるとのこと。

この番組では最後の締めに「プロフェッショナルとは?」と主演の方に質問をしているのですが、鈴木さんの答えは

常に世界観を持っていて、それを表現したいと思う。 その努力を決して怠らない人。技術だったり、色んなことでそれを思考錯誤して表現しようと、最大限の努力をできる人じゃないんですかね。

(http://www.nhk.or.jp/professional/2013/1209/index.html より引用)

ソフトウェア開発における「プロフェッショナル」とは?

私は社会人2年目+派遣社員・アルバイト(1.5年ぐらい)を経験してきました。非常に厳しい会社をいくつも経験しましたし、悲しいことや辛いことをそれなりに経験しています(そのつもりですが・・・)。

そのような環境でも、「この人はすごい。」って思える人はたくさんいました。

ソフトウェアとは外れてしまうのですが、数年前私はアルバイト(違う会社です)としてコールセンターの構築(実地作業)に携わったことがあります。スケジュールも厳しいもので、少しでも部材到着が遅れたらアウトという状況でした。

そんな状況で、電話交換機で一部部材の到着が遅れてしまうというアクシデントが発生しました。機材を設置しないとテストも出来ませんし、設定投入も出来ません。

私を含めて誰もが諦め、最悪の事態を想像してしまう中、現場監督のSEがこう言い放ちました。

「プロのエンジニアなんだから、最善を尽くせ!!!」

実はこのSEさん、普段はあまりやる気を感じさせない人で、口癖は「もうだめだー!」とか「諦めようぜ・・・」とか「無茶だ!もう終わりだ!!」を現場でお客さんの前で平気で声に出すような人でした。そんな人がこんな事を言い出して率先して動き出したので、正直ビビりました。

その後、このSEさんを中心にあれこれ工夫したり(違う機材でなんとか擬似的にテストをしたり)してどうにか引き渡しが出来ました。

(LANケーブルの作り方とかサーバルームでの過ごし方も教えてもらっています。「ヘアピン使うとケーブル束作りやすいよ」、とか「プチプチにくるまると眠れるよ。寝袋はスペースかさむからダメ」などなど)

「最善を尽くす」こと

私はお客様にシステムを提供するお仕事をしています。受注開発はまさにテーラー鈴木さんのスーツと同じく「オーダーメイド」です。お客様のお話を伺いながら、理想形を目指します。

しかしながら、予算も時間もリソースも無限にあるわけではありません。限られた時間やリソースの中で仕事をする必要があります。エンジニアによっては、守るべき家族があり、愛する人がいるでしょう。そうなると守るべき人や愛する人にも時間をかける必要があります(要はプライベートの時間ですね)。もちろん、睡眠時間や食事の時間も必要です。

私は

「限られた時間の中で最善を尽くし、最大限の努力をする」

ことがプロフェッショナルとしてあるべき姿ではないのかなと考えています。

そこには、決して後ろ向きにならず、手を抜かない「あるべき姿」があると思います。

「第二新卒のくせになまいきな」とか言われそうですが、そんなことを考えながら仕事をしています。

Connecting the dots

Connecting the dots

"Connecting the dots"

スティーブ ジョブズの有名なスピーチの中の言葉です。

彼が伝えたかったその意味は、自分のやっている事は、たとえ人とは違うことをしているとしても、いずれそれが点と点でつながり成果を生むと思って取り組めば、自分の気持ちに従う自信になり、続けることで人生を一変させることができる、ということです。

何度も何度もスピーチを聞き、また自分の今までの過去の経験を重ねたりすることで、彼の言っていることがだんだん理解できるようになりました。

人は十分に計画を立てて、先に旨味があることを目論んでから行動する。それが普通です。 が、しかし、自分のやりたい、面白い!と感じた事を、実はじっくり考えたり、人に相談したり、人から助言をもらったりして考えたりすると、将来なんの得もないかも?何にともつながらないかも?とか計算してしまい、スタートできない事が多々あるように思います。

一方で、自分の一瞬の勘や「やりたい!」という衝動的なアクションに任せて行動し、結果、良かったということもあります。アットウェアの設立に関することなどはどちらかというと、偶然の重なりや一瞬の判断が今日に導いてくれたと思っています。

人は知識深く、計算高く、周りの目を警戒して躊躇してしまう生き物。でも、本当にやりたいこと、自分の好きな事があるのであれば、どーんとやってしまいましょう。悩んで行動せず結果悔やむよりは、やって失敗して学んだり、一所懸命やり抜いく方が、得られるものは大きいでしょう。彼の言葉が後押しをしてくれています。

アットウェアは、設立して10年が経ちました。10年間、普通の日本の企業を目指して組織作りをしてきたわけではなく、私たちは、私たちオリジナルな組織を作ってきました。 「The 日本企業」というステレオタイプとは外れた組織、ユニークな組織だと思っています。

新しくなったホームページにもあるように、"自分たちの好きなことをたくさんやろう"というスローガンを掲げています。今は十分に実現できていないことかもしれませんが、仕事が好きなことで満たされ、それをすることで社会に幸せを配り、そして私たちはご飯を食べていけれる。そういう考え、良き文化を作っていける人たちがここに集い、世界を変えていくことを目指していきたい。

他の会社とは違う、他の会社ではやらないというのは、ネガティブなことではなく、それは自分たちの特徴。自分たちの自信。そう信じて、日々活動しています。

How to do startup in atWare

How to do startup in atWare

Ingredients

  • A healthy programmer: any kind of programmer is fine, in our experience, when a programmer does startup, he tends to work very hard because of his love in the project. So good health ensures the completeness of the startup.
  • A weird mindset: the weirder it is, the better chance you can make an interesting product. Don't worry to be weird, lot of atWare's employees are weird, too!
  • 200 grams of programming skill: expert is not required, but as a startup, you will manage your own products so a full-stack developer is prefer. If not, you still can borrow some programming skill from other members.
  • 1 or 2 crazy ideas (optional): if you don't have any ideas now, it's ok. You still can play around with other projects while thinking about a new one.
  • And finally, an atWare's contract of employment: of couse, if you want to do startup in atWare, you have to be an atWare's member.

Directions

1. Come up with an idea.

If you already have one, so it's perfect! Grab your leader (or your boss is fine) and tell him that you have a fantastic idea and you want to do it while still being paid by the company.

If you haven't had an idea yet, you could sharpen your skills with other company's project. Sometimes, the projects are so interesting and make you forget about startup. So be careful!

2. Prepare for starting your new idea

Share your ideas with everyone in your team and get feedback. Each team in atWare has mission to make a new service so there will be a high probability you can get members in your team implement your idea together. If your idea doesn't require much work or you don't have much confidence, you can do it by yourself as a side project.

3. Implement your idea

Lean startup is recommended in atWare for starting a new service. If you don't know how to Lean, ask Kitano-san to teach you.

Now you can implement your service. Put your crazy idea in central, implement it with 200 grams of programming skill, modify it after each sprint with your weird mindset and feedback. Repeat it until you success or feel bored and come up with a better idea.

Good luck!

Note: When doing startup, if you want to work till midnight (or even overnight), you can stay at office and work. atWare has kitchen to prepare some warm food and drink, soft sofa to rest and an isolated room for you to focus on your project. Sometimes, especially Friday or there is a new comer, we usually has drinking party in office. If you don't want to have too much fun with others and focus on your project, isolated room is your solution.

海外でのお仕事

海外でのお仕事

本日は荒木が担当します。

atWareは、お仕事や視察や勉強などで海外へ行くことがよくあります。最近だとCouchbaseやjavaやアジャイル関係でアメリカに行っています。過去にはオランダの方にも、いろいろやっていますね。 CouchbaseやJavaやアジャイル関係は毎年行っていて、日本に閉じずにいろいろな刺激を積極的な受け入れている会社です。

私自身は海外の仕事に興味はありましたが縁はないかなと思っていました。しかし、今年はオフショアでの開発の仕事があり、ベトナムへ行ってきました。(研修旅行とダブることになりました)

私は初めてのオフショア開発で、まったくの素人ででいろいろな不安がありました。コミュニケーションだったりもありますが、一番の不安は成功するために何をしたらいいかがわからないことでした。そんなこともあり、社外のオフショア開発の経験者に話を聞くなどをしました。

一部聞いた話を上げると

  • ハノイはベトナムの中では勤勉の方が多い
  • 地方の出身者のほうが優秀な方が多い
  • 行間を読まない
  • ブリッジの方が優秀でもメンバーが優秀とは限らない
  • 契約指向なので最後は契約を盾にしてくる
  • ドキュメントを書くのが苦手
  • メールでの指示は一つ一つ分けて行う
  • 言っただけではやっぱり伝わらない
  • 日本みたいな感覚で接するとうまくいかない
  • 日本の報道はいいことしか言わない。悪いことはいいこと以上に多い
  • みんな最初は失敗する

などなど

40日ほど現地での作業をやって来ました。本当に楽しい仕事でした。

また、現地の作業をやってみて感じたことは、

  • 英語力が高い
  • 向上心がある
  • 仕様通りに作るクオリティは非常に高い
  • 助けあって問題・課題に取り組んでいる。すごくメンバーの仲がいい。
  • パーティーが沢山あって楽しい職場。
  • 若くて能力の高い開発者が多い。伸びしろを感じる。
  • のんびり屋さんが多い。
  • 8:30〜17:30(昼休み1時間)が労働時間。基本的には残業はない。
  • 会議でネガティブだったことを言わない。出来たことを強調する。
  • 行間は読んでくれないことは納得できた。
  • 例外処理は苦手。
  • TDDができない。
  • 教育の仕組みを考える必要がある。
  • 時々停電、瞬断がある。
  • ネットは遅い。

などなど

成功の鍵はコスト削減を目的にしないことかなと、個人的には思いました。

海外で働いてみたいとか海外の企業と一緒に仕事をしてみたいということはatWareで沢山機会があります。私は英語がほとんど出来ませんが、海外での仕事の機会がありました。おそらく、海外での仕事をしてみたい、成功させたいというモチベーションだけは持ち続けていたからかなと思います。

みなとみらいオフィス

みなとみらいオフィス

atWare Advent Calendar 2014 の九日目です。

本日2014年12月9日で本社を横浜のみなとみらいに移転してちょうど一年になりました。会社として変革期を迎えたタイミングでもあったからか、率直に言ってあっという間の一年だったと思っています。一方でアットホームをテーマにデザインいただいた現在のオフィス環境があまりに快適で、以前のオフィスでの日常が遠い昔のことのように感じるのが不思議です。

正直に打ち明ければ、オフィスの移転に関しては当時、非常に悩みました。それまでのオフィスがあった横浜駅近辺から外れてしまうことによる社員の皆への負担はもちろんこと、当社の企業規模や業績を踏まえた時にビルのグレードや希望するインテリアデザインは果たして見合ったものなのか、何より資金はどうするのか。結果的にはいくつかの審査をクリアし、つまりは第三者にここを拠点とするにふさわしいとお認めいただき、どうせ移転するならばと可能な限り環境を整えようと決めました。

少し多めに取ったつもりの座席も、一年が経過した現時点でそう余裕のない状態になりました。社員も増え、おかげさまで仕事も順調に増えてきています。人は少し高いところに目標を設定することで成長するのだそうです。順中満帆とはいかないまでも、器に見合った組織に着実に近づけているのではないかなと思っています。

私は常々、私ができることは場を作ることだと考えています。それも一度作ってしまえばおしまいというものでもありません。オフィスも然り。社員の皆が快適な環境で最大限のパフォーマンスを出せるよう、もちろんハードだけではなくソフトの面でも継続的に整備をしていきたいと思います。

もしかすると一年後にはここも手狭になってしまっているかも知れません。それはそれで嬉しくもあり、非常にまた悩ましい問題を抱えることになりそうです。

P.S.

奇しくも、本日12月9日に米Apple社の研究開発拠点をここ、みなとみらいに作るとの発表がありました。ここ数年、みなとみらいでのビル建設や企業誘致が非常に活発です。東京都心とはやや違った雰囲気で、環境もよく、また羽田空港へのアクセスもよいみなとみらいは今後ますます発展していくのだろうと思います。Appleが来ることになれば、さらに良い刺激になるでしょう。みなとみらいの先輩IT企業として(?)非常に楽しみです。

ファシリテーター

ファシリテーター

数年前のアドベントカレンダーでも紹介されましたが、アットウェアでは、肩書を自分でつけるということをやっております。 新人も、ベテランも、役割や責任、数年後にどうありたいかを考え、肩書を付けております。

このエントリを書いている私(石上)は、「ファシリテーター」という肩書で活動してます。

私が 「ファシリテーター」 という肩書に込めた思いですが、

私は、アットウェアに所属しておりますが、 プログラマとして、きれいなコードを書けるわけではなく、 おもしろい企画や提案ができているわけではありません。

ですが、システムを作り上げていくことが好きで、 きれいなコードを書ける人、おもしろい企画や提案できる人をとても尊敬してます。

そんな私ですが、人の言っていることを解釈することは少しだけ長けているかなと考えてます。 そして、プログラマな人たちを、私の長所で お手伝いできることが 私のお仕事と感じてます。

お客様とのやりとりであったり、チームメンバーの作業の障害となっているものを取り除いたり、

お客様とチームメンバー、チームメンバー間の潤滑油になって、 うまくプロジェクトをファシリテートしていく、そんな思いで、「ファシリテーター」を名乗らせていただいてます。

ひとりひとりが、それぞれの思いを持って付けた肩書です。 ぜひ、アットウェアメンバーと名刺交換した際は、その想いを聞いてみてください。

石上

HAKODATE Developer Conference 開催!

HAKODATE Developer Conference 開催!

Advent calendar7日目

こんにちわ。函館Development Leadarの高橋です。

突然ですが皆さんは「函館」という土地にどういった印象をお持ちでしょうか?

一般的には「夜景がキレイ」「イカが美味しい」「温泉がある」等、観光地としてのイメージが強いのではないかと思います。もちろんそれも正解ではあるのですが、もうひとつの側面として公立はこだて未来大学函館高専等、この狭い町に多くのIT系の学生が集まっている町でもあります。

その割に少ないのがIT系のイベント。

最新のトピックを学ぼうと思ったら札幌や東京のセミナーまで足を運ばなければならないというのが現状です。 そこで「無いならやってしまえ」と開催されたのが、今年の10/25(土)に行われた『HAKODATE Developer Conference』

道南の有志のIT企業で結成されているはこだてIKAが中心となり、函館市の協力を得て、函館市としては初めての大型のITカンファレンスを開催することとなりました。

作成されたポスターがコチラ

講師陣、超豪華です。(そうでないのも若干1名いますが気にしない)

当日わざわざ札幌から参加された方と話す機会があったのですが、「こんなメンツよく集まりましたね」と驚きのお言葉を頂きました。そらそう思うよね。ホント講師の方たちもよく来てくれたなと思います。感謝の言葉もございません。

もうここまで集めてしまったからには後には引けません。全員手さぐりでカンファレンスの成功に向け、本業の合間を見つつ準備に追われる日々・・・そして、そんな時に限って火を噴く本業。私は自分の講演資料がギリギリだったので、事前準備にはあまり関われませんでしたがIKAの皆さんや函館市役所の担当の方々はかなり忙しい日々だったことだろうと思います。

そんなこんなで迎えた当日

会場は満員御礼!・・・とはいきませんでしたが、それでもかなりの方にご来場頂けました。やはり学生さんが多かったのか、会場は全体的に若い人たちが多い印象でしたね。あまりに若い人が多過ぎて慌てて講演資料を手直しする講師陣という微笑ましいイベントもありました。(私は開き直ってたので全然修正しませんでした)

1コマ50分と比較的短めに設定していたのがいけなかったのか、個人的には「もう少し深いところ聞きたかったなぁ」と思う部分もありましたが、学生の方たちが多いとなると丁度良かったのかもしれませんね。アンケートの結果も概ね満足して頂いたようです。

そしてイベントの後はもちろん懇親会!

はこだて未来大学の学生(成人してましたよ)も飛び入りで参加し、講師の方たちを質問攻めしてました。頼もしい限りです。

函館市役所の方からも「来年もやりましょう!何とか予算確保します!!」と嬉しいお言葉。初めてのイベントということもあり、参加された方や講師の方には色々ご迷惑もお掛けしたとは思いますが、是非続けていきたいイベントだと思っています。

丸一日、朝から夕方まで普段函館ではまずお会いすることの出来ないであろう著名な方たちの講演は、来場された方々に何かしらの刺激を与えることが出来たでしょうか。このイベントをきっかけに函館でもっともっとIT系のイベントが増え、参加する人たちが増えることを願うばかりです。

2014採用ふりかえり

2014採用ふりかえり

朝夕肌を刺す木枯らしに耐え忍ぶ季節となりました。引き換えに清々しい富士が毎朝を新鮮に迎えてくれます。函館も早々と冬に覆われ、本年は幾分早めの冬籠りとなりました。

11月決算の当社は期のスタートと師走が重なり、かつ海外社員旅行まで決行し、慌ただしいまま年末まで駆け抜けそうですが、Be Agileな精神に則り、採用担当としての見地からここでふりかえりを述べておこうと思います。

2014年の新規採用数は5名。うち新卒1名、準新卒1名、中途3名と例年にない増加ぶりです。 かつ5名の移籍元は札幌、福井、中国、ベトナム、グアムとこれまたバラエティーと国際色に富んだ内訳となりました。自然とコミュニケーションにも英語が増え、これを機に心機英語を学ぼうという風潮が浸透しつつあるのが嬉しい変化です。

5名の採用に至るまでに応募や紹介を受けた数はその数倍に達します。会社の資産は100%人材といえるIT業界、毎年採用には注力してきていますが、近年の傾向としては目を見張る経歴や能力を備えた外国籍の方の応募が増えているように見られます。日本語が完璧でなくとも、数ヶ国語を自在に操る能力と技術を備えたエンジニアは、梁山泊の如く人材を欲する当社には大変魅力に映ります。もちろん言語能力のみならず、変わった知識、専門分野、マーケティング、玄人エンジニア、活力漲る駆け出しエンジニアなどなどの人材は大いに歓迎するところです。

30数名の会社において先期の5名採用は十分な成長のように見えますが、現場からはまだまだ人材不足との声が頻出しています。願わくは今期は倍の増員を達成できるよう努力していきたいと思います。

ちなみに、当社のルールとして新卒・中途を問わず入社が決まった方には入社支度金として30万円を支給しています(エージェントからの紹介を除く)。 自らのポテンシャルを活かし切れていないと鬱々している方々、夢を実現したく成長を臨む方々からの応募を切にお待ちしております。

Education Engineerの仕事と一日

Education Engineerの仕事と一日

みなさんこんにちは。不破です。 Advent calendar5日目の記事を書いています。

私は"Education Engineer"という肩書でお仕事をさせていただいています。 肩書の通り、教育関係の案件を担当しています。主にオープンソースのeラーニングシステム"Moodle"のカスタマイズやプラグイン開発を行っています。そのほか、ITを駆使した教育についても積極的に提案活動もしています。 「~な授業を行いたいのですが・・・」や「Moodleの標準機能では出来ない事をしたいんですが・・・」というご要望にも最新の技術を駆使したご提案をしています。

「システムで人々をしあわせに」が弊社のテーマですが、私はさらに絞って

「システムで学生・先生をしあわせに」

を考えて動いています。

普段扱っている言語はPHPとJavascript(jQueryとかbackbone.jsとかTypeScriptとか)です。弊社はJava(をメインで扱う)エンジニアが多く在籍しているので、珍しい人間かもしれません。一応Javaも扱えますが、どちらかというとC#の方が好きですね。

というわけで、私の一日をざっくりと紹介しましょう。

(打ち合わせ等が無い場合です。)

朝10時

大体10時に出社しています。 コンビニで買ったパンを食べながら、昨日の作業をふりかえりつつ頂いたメールのお返事を書いたりしています。

朝11時

大体このぐらいになると眠気も覚めてくるので、ガリガリとコーディングしていきます。 とにかくガリガリと。 一日のうちで一番早いペースでコーディングをしています。

昼13時

このぐらいになるとおなかが減ります。会社の近くにはお弁当屋さんがあったり、目の前がマークイズだったりするので、そこでお昼を買います。 さくっと食べちゃう日もあれば、ほかの社員とわいわい食べたりしています。

余ったお昼の時間は「艦隊これくしょん」で提督業やっています。やっぱり電ちゃんかわいいっすよね。

昼15時

お客様からの問い合わせがSkypeやメールなどで来るので対応しながらコーディングを続けます。

夕方17時

ここらへんで集中力がぷつぷつ切れてきます。 会社のオフィスグリコからおやつをゲットして少し休みます。たまに紅茶も入れて嗜んでいます。ルピシアの紅茶っておいしいですよね。

一休みして、作業をガリガリ続けます。

夜20時ぐらい

ここまで来ると集中力が切れるので、ここらへんで作業終了。帰ります。 繁忙期になるともっと遅くなることがあるのですが、最近は20時ぐらいで帰っています。

夜になるとモノポリーを始める社員もいます。(写真左側)

ちなみにこの机は私の机です。色んな物が所狭しと置いてあります。

怖がられないようにピカチュウぬいぐるみを置くなど、フレンドリーな雰囲気を頑張って出しています。

帰宅後

最近はマイクロソフトが提供しているMicrosoft Virtual Accademyでセミナーを受講しています。勉強することはたくさんあります。日々技術が変わっていく業界なので、毎日勉強です。獲得した知識をそのままお客様への提案に繋げられるように、日々努力しています。

・・・いかがでしょうか?日によって違いが出てくるのですが、最近はこんな感じです。

ちなみにサムネイル画像はベトナムへ行った時の写真です。ダナンの五行山という山の頂上で「I love Moodle!!!」と叫んでいる様子です。マシンはSurface Pro3です。

Non Nuoc, The Lost Video

Non Nuoc, The Lost Video

Jeff here, reporting from Non Nuoc Beach.

My team, known as T3, is regionally famous for acts of strength and bravery.

This year atWare sent T3, along with the other company teams, to Vietnam for vacation. Just for fun, we took part in the atWare Scavenger Hunt competition.

It's hard to say exactly what it was that inspired us that day. Perhaps it was the warmth of the sun, or the beautiful clear waves. Or just maybe it was the incredible breakfast buffet at the Crowne Plaza hotel.

Our mission in this video was simple- demonstrate, through a beachside photo, that our team is tight. Of course we breath teamwork in T3, it's part of the blood oath ritual we take when we join. But for T3, simply performing a task is never enough. We have to go higher, farther, and exceed all expectations!

Unfortunately for us, the video was lost in the ensuing melee of the Scavenger Hunt. I've only just now been able to recover it after strenuous decompilation and fuzzing routines.

Overall, T3 came in 2nd place. I have to admit, I became squeamish over some exotic foods. Like an old war wound, I suffered flashbacks of food poisoning in Bangalore. And I suspect my hesitation may have prevented us from achieving full glory.

Nonetheless, 2nd place is not bad against such stiff competition. There were some fantastic presentations by the other teams. But I believe that if we could have included this video in our post-hunt presentation, we may have come out ahead. Here then is the Non Nuoc Lost Video.

SI・受託ソフトウェア開発事業

SI・受託ソフトウェア開発事業

atWare Advent Calendar 2014 の三日目です。 アットウェアの仕事について書こうと思います。私が書くと、盛ってんじゃないのと言われそうですが、可能な限り(?)正直に。

初日の第10期ふりかえりでも触れたとおり、アットウェアの主たる事業はSIあるいは受託ソフトウェア開発、つまりは顧客からのご依頼に基づきシステムの構築およびアプリケーション・ソフトウェアを開発する仕事です。具体的には現時点で20程度のプロジェクトが並行して進行しており、エンジニアはそのいずれかのプロジェクトに参画しています。中には複数の小さなプロジェクト、特に一つのお客様から複数の案件をご依頼いただいている場合にそれらを掛け持ちで従事することもあります。

お客様の業態は、通信キャリア、ネットワークサービス、出版社、大学および研究機関などと様々ですが、システムの種類としてはいわゆる基幹系の業務システムはほぼゼロ、コンシューマ向けのWebアプリケーションサービスやモバイル・アプリケーションがほとんどです。お客様のビジネスを担うサービスであり、良いシステムを作ればお客様のビジネス価値を高めることができる、またそれを利用するエンドユーザに及ぼす影響も大きい、非常にやりがいのあるドメインです。従って、初期の開発完了(リリース)後も継続してアップデートを繰り返すことが多く、別の見方をすれば運用と開発が連携するイマドキの DevOps なプロジェクトが多いとも言えます。そういった意味でも、お客様と我々は従来型SIの受発注の関係ではなく、一つのチームとして例えば企画と運営と開発と運用などの役割を担うことでプロジェクトを成功に導けるケースが多くなっていると感じています。当然ながらこの場合、お客様との距離が近いこと(物理的な距離ではなく)が極めて重要で、契約面ではお客様との直接取引(従来型SIでいうところの元請け)が9割以上、逆にいわゆる丸投げはゼロです。

サーバサイドのプラットフォームはかなりの割合でJava、今年から立ち上がった新規プロジェクトはJava SE 8を使っています。言語はJavaがほとんどですが、一部のプロジェクトでScalaに携わりかなりいい感じだったので今後はScalaも積極的に取り組んでいきたいと考えています(Scalaプログラマ絶賛募集中です)。社内標準ソフトウェア・フレームワークなどはありませんので、プロジェクト毎に特性に合わせて特にその時点で旬なフレームワークを選択しています。基本的にミドルウェア含めオープンソースソフトウェアを使いますが、枯れたモノよりも先進的なモノをちゃんと評価して積極的に採用することにしています。この秋に始まった比較的大きなプロジェクトでもSpring Bootを採用しました。これはお客様との信頼関係において技術の面では我々が責任を持つという基本的なスタンスを取っているため、我々の判断で自由に選択ができることによります。

プロジェクトによってはアプリケーション・ソフトウェアを作るだけではなく、システムの構築つまりはインフラ環境の整備なども請け負うこともありますが、ここ数年はほぼ全てといってもいいくらいAmazon Web Servicesなどのクラウドを使っています。

SI・受託ソフトウェア開発においては、高い技術力をご評価いただいているのはもちろんのこと、創業以来一貫して常にお客様に対して真摯な対応を積み重ねてきたことが現在のアットウェアの事業基盤になっているものと思っています。たいした営業力も人脈もありませんが、この点だけは他社に引けをとらないと自負しています。今後ともアットウェアをよろしくお願いいたします。

10期の〆はベトナム社員研修旅行

10期の〆はベトナム社員研修旅行

2014年の社員旅行は"ベトナム DaNang"

アットウェアでは毎年社員旅行を開催しております。過去には、函館、長野、グアム、伊豆、沖縄などなど。今年の目的地は、ベトナムのダナンというリゾート地にしました。ベトナムは知っての通り、日本企業が今最も注目している国の一つで、IT産業も盛んになってきています。アットウェアでは、2年前からベトナムへの調査を行い、企業視察、学校訪問を行ってきました。またインターンシップの受け入れも2名行い、今年の5月にはホーチミンより新卒採用を実施し、現在横浜みなとみらい本社で1名のベトナム人が働いております。

そんな注目が集まるベトナムに、社員一同で実際に行って、ベトナムのパワー(若さ)をもらって帰ってこようというのがこの社員旅行の主な目的でございます。

実際には、3泊5日の日程での渡航となり、移動日を除いて、1日は完全フリーデー。1日は全社員にてレクレーション。そしてもう1日はベトナム企業・学校・庁舎訪問を調整しました。

レクレーションとして、日頃の業務活動の中心となっているチームの結束力を強めるという意味で、スカベンジャーハントを実施しました。

チームビルディング "スカベンジャーハント"

スカベンジャーハントですが、ダナン近郊の町を利用して探し物をし、その証拠を写真に撮るという内容です。一見簡単そうですが、出されるお題がなかなか工夫を凝らした内容になっていました。 例えば、 * 外国人を探し、一緒に写真を撮る * ベトナムのローカルフードを食べる * 知っている日本語を聞き出し、言ってもらう * できるだけ高いところに登る * ビーチでチームの一致団結を示す * 一対一のサービスを受ける * NGUYENさんと一緒に写真を撮る などなど。出されたお題は10数個におよびました。

朝の11時にホテルから各チームが出発。それぞれのお題をこなしていきます。 写真にはあるチームの写真を貼っておきました。ビーチで人文字を作っていますが「I Love ATW」になっているのがおわかりですか? 終着地点をビーチ付近の海鮮レストランにして、そこに全員無事に集まり、結果発表プレゼンをチームごとに行いました。各チームの想い思いが語られ、非常に楽しいひと時でした。各お題の解答について役員が点数付け。1位〜3位までを決定し、景品と拍手が与えられました。優勝チームおめでとうございます。

 

ベトナムのIT企業、学校、庁舎への訪問

今回はダナンというリゾート地への訪問にしましたが、ダナンはハノイ、ホーチミンについでベトナム第3番目に大きい都市ということもあり、IT企業や大きな大学もあるのも魅力の一つです。

日本企業も多く進出しており、その中の数社の工場を見学させていただきました。貴重な現地での活動経験やベトナム人の特性などを聞かせていただきました。その後、ダナン工科大学へ視察訪問。IT関連の学科への授業風景を見させていただきました。ちょうどCプログラミングの演習を行っており、初々しい学生さんが目をキラキラさせていたのが印象に残りました。 さらに、ベトナムのIT会社への訪問を行い、約2時間にわたって両者の会社紹介や技術ディスカッションなどを行い、今後につながる交流を行ってきました。 視察の最後の締めくくりとして、新しくなったばかりの新庁舎を表敬訪問。ベトナム ダナン市日本友好協会副会長様との面会もできて、歓迎していただきました。35階の新庁舎展望台からの眺めも拝見出来てさらにテンションが上がりました。

ダナンではいたるところで建設中のビルがあり、まだまだ発展していくことも確認できました。今回の社員旅行を通して、社員個々人いろいろな刺激を持って帰ることができたことと思います。残念ながら、ベトナムの若さ(ベトナムの全人口の平均年齢は28歳。日本は46歳)は持って帰ることはできませんでした。。。