先日、東京国際交流館で開催されたScalaをテーマにした日本最大級のカンファレンスScalaMatsuri 2016を侍スポンサーとしてスポンサードさせて頂きました。
ScalaMatsuriのクオリティは素晴らしく、様々な参加者層それぞれが楽しめたのではないでしょうか。
関数型プログラミング・Reactive Streamsなどの話題が多く、セッションのバラエティも富んでいました。参加したセッションによっては過去に聞いた事があった話も含まれていましたが、現状に合わせたブラッシュアップがされていたり、再度理解を深めたり・これから考えていかないといけない事を改めて実感できました。
Reactive Systemsに関しては「どうやってソリューションに適用するパタンを作っていけるか」がポイントとなってきそうです。Reactive Systemsはマイクロサービスを意識する事も必要で、SIerでいう下記のような要素の総合力が求められ、やりがいもあります。(最初からマイクロサービス前提で進める事に対するアンチパタンも存在する現状で、手法が先にならず問題解決領域でアプローチをしていけるパタンを模索するという意味でもやりがいがあります。)
- チーム熟練度
- 顧客との開発方針の詰め方
- 運用ナレッジ
今回のスポンサードをしようとしたきっかけは、Scala先駆者インタビューという企画をやろうと思ったコンセプトに似ていました。大した貢献はできませんでしたが、Scala求人情報を通してSIerとしての取り組みを少しでもお伝えできたので、また一歩踏み出せた感もあり、祭りが終わった後にもやって良かったと感じています。たぶん、弊社だけではなくScalaMatsuriにスポンサーを名乗り出るほど華々しい成果をあげているわけでもないと尻込みしている、SIerさんもいると思います。小さな成果や取り組みでもいいと思うで、事例や取り組みがで目に見える形で公開されていくことで業界に波及していくのではないでしょうか。そういう状況がそう遠くない内にくる事を期待しています!
海外の方を招いて、コンセプト通りの素晴らしい場を提供をしてくださった運営チームの方々ありがとうございました、来年1年間で実践力と失敗も積み重ね、スポンサードという形以外でもScalaコミュニティへの貢献やSIer界隈での波及に寄与していければと考えています。
最後になりましたが、ScalaMatsuriに合わせて弊社のScalaに関する取り組みや状況を書いた求人情報を公開しました。横浜というロケーションで働きたいと関心がある方や、オフィスに見学・遊びに行ってみたいという方は気軽にお声がけください。
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